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何時でもスマホ充電・災害時のスマホ充電、サブバッテリが無くても、
  エンジン停止中でも車から充電
記事は2018/03/04掲載 2021/01/17更新

スマホ、携帯機器の充電はもちろん車のバッテリーから12VDC充電アダプターで出来ますが、通常はACCがオンの時にしか充電できません。つまりエンジンが起動している時のみという事になります。その為だけにACCオン位置で使うと余計なところにも電流消費し、バッテリを消耗させます。災害時は別としてもアイドリングはマナー違反。

HV、PHV、EVのエコ車やサブバッテリーを装備していれば何の問題もないのですが、昨年北海道旅行、長期滞在中のキャンプ場で数名の方のスマホをサブバッテリーから充電してあげました。
しかし、スマホには個人情報など詰まっていて私から言うのも何なのですが、気軽に他人に預けて良いものではありません。
キャンプ仲間に、自分の車で充電できる様に材料を町中のDIYセンターカー用品コーナーで仕入れてきて作ってあげたものです。

最近は大容量モバイルバッテリーがよく売れているようです。ポータブルバッテリーでも良いのですがいずれもスマホ充電くらいであればメインバッテリー常時電源から充電しても1AH〜2AH以内で何ら問題はありません。
難易度1:
だれでも簡単につくれます。
常時電源から電源を取り出します。追加のヒューズタップが一緒になった便利な電源取出しヒューズタップを利用すればヒューズ加工は不要です。シガ-ソケット、USB充電器もホームセンターで入手できます。
シガープラグ型USB充電器は100均でも。良質のものを選ぶ事。
暗電流とならない様にUSB充電器は使用時のみ挿して使う事。
 ホンダスパイクに配線しました。
シガーソケット+USBDC充電アダプターを差し込みスマホ充電ケーブル充電可能となります。

必要な材料は

電源取り出しヒューズ (事前に取出部のヒューズ容量を確定して置く事。)又シガーソケット(無くともよい) USB充電器(100均でも) コード付きシガーソケット
スマホUSB充電ケーブル 半田付け又は圧着ペンチ ギボシ、スリーブ圧着コネクタ など。
運転席足元のヒューズボックスの常時電源をテスターで探し、電源取出しヒューズに差し替えます。

ボデーアース側も丁度良いところにありました。

取り出した電源にシガーソケットを接続すれば完了です。

SLエブリイにも取り付けました。
SLエブリイにはサブバッテリが有るので不要ですが。

ブルーLEDが点灯しているシガーソケットです。

その左はサブバッテリを電源とするものです。
エブリイDA64Wの場合は左上部の3個当たりのヒューズが常時電源からのヒューズです。

右に宙ぶらりんの部品は【何時でもPW】の逆流防止ダイオード。

考証

心配する事はバッテリ上がりにはならないかという事ですが
充電量0%のスマホに要する電流容量は最大2A程度です。タッチパッドなどさらに大容量のバッテリでもメインバッテリの状態によれば問題ないとは思いますが電圧を監視できる様に2又シガーソケットの片方に電圧計を挿入しチェックすると安心です。
11.0V台になればエンジン起動すれば良い。
注意する事は長期間滞在では時々はエンジン起動し充電が必要です。
★ 注意点は
   
シガ-ソケットに差す充電器は差すだけで10mA程度の待機電流を消費します。長期間挿しっぱなしにすると暗電流に成りバッテリーを放電させます。充電する時だけ挿して使う様に注意して使用して下さい。
 この点はダッシュボード上に設置する様な小型ソーラーを設置すると良いと思います。
 北海道では長期キャンプ中サブバッテリーから他の人のガラケー、スマホ充電をしてあげましたが、サブバッテリーが無くてもこんなやり方で、車中泊時簡単充電できます。
 
 災害時に備えての準備にもなります。

如何ですか?サブバッテリ装備しなくてもこの程度なら”何時でもスマホ充電”ができます。

2020/04/14 更新

この記事はオリジナルです。他HPなどを参考に作ったものでは有りません。ただのアイデアですが是非、真似て作ってください。

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