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四国別格二十霊場 1番〜20番 | |
八十八ヶ所を前年にうち終えて気になっていた別格二十霊場を3回の区切り打ちでお参りしました。 思い出のある大山寺や慈眼寺、ロープウェイのある箸蔵寺、大寺の西山興隆寺、出石寺、橋をわたる時、杖をついてはいけないという伝説の十夜ケ橋、千枚通しの延命寺、お大師様が産湯を使ったという海岸寺、四国総奥の院の仙龍寺など、それと念珠に引かれて、里帰りついでに参拝して来ました。 今回は何か念を抱いてということは無く、どちらかというと観光気分が多く、納経所の坊さんの対応などに気分を害したりし、邪念が多い旅でした。ついでにお参りするという、態度が一番よくない。時間に余裕を持つことが重要。 実際に巡拝に訪れた順は 1回目 2童学寺→1大山寺→20大龍寺→15箸蔵寺 2回目 3慈眼寺→4鯖大師 3回目 18海岸寺→17神野寺→16萩原寺→12延命寺→13仙龍寺→14椿堂 4回目 10西山興隆寺→11生木地蔵→9文殊院→8十夜ケ橋→7出石寺→6龍光院→5大善寺 5回目 19香西寺 |
ページ上は順番にそろえていますが、四国出身ですから里帰りついでに、下記の様に逆打ちやランダムに都合で周りました。二十ケ寺を順番に回るのは車で周るにしても無駄が多く、八十八ケ所と一緒に回るのが理想と思われます。2005年に八十八ケ所を回った折は別格二十霊場のことは知りませんでした。 遠いところ、山の上などが多く時間に余裕を持たないといけません。 |
十二番 延命寺 本堂 |
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大師堂 千枚通し本坊 |
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いくら由緒のあるお寺でも境内に好き勝手に車がとめてあるのはいただけません。ここは入り口に無料駐車場がありましたが、何故でしょうか。 景観を考えていただきたいものです。 |
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大師堂 | |
十三番 仙龍寺 30年ほど前に訪れたことがある。難儀した記憶があったので覚悟していたが、川之江からトンネルが出来ていたので意外と楽に到着した。本堂前に車が駐車していましたが、県道からの入り口は確か通行禁止でした。離合不能です。障害者専用としましょう。 |
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堂内に入ってお参りします。納経もこの左側にあります。ちょっとまごつきました。この方の様にして般若心経を唱えました。 | |
十三番 椿堂 常福寺 | |
大師堂 残念ですが境内が道路で二分されています。 |
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おさわり大師 | |
十五番 箸蔵寺 山門 ロープウェイがある大きなお寺です。この頭上です。 |
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ロープウェイには乗らず途中まで車であがった。駐車場からはさらに歩いて30分ほどかかります。 大連の文字がありました。昭和初期戦争前の寄進と思われます。 |
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神社風です。そのはずで、琴平金毘羅宮の奥の院だそうですから。神仏混交ですがそれ程違和感はありません。弘法大師の開祖。お大師様は修行で四国の山をたくさん登られています。本尊は金毘羅大権現 | |
登っていくと見えるのは本堂か? | |
いや巨大な鐘楼でした。 | |
神社で天狗様を見かけます。 枡や軒先の彫刻がすごいです。 |
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薬師堂 | |
本堂 | |
護摩殿 狛犬も鎮座しています。 七堂伽藍が広い山腹のあちらこちらに散在し、最近になって各お堂などが重文指定されました。この姿が日本仏教の昔からの姿でしょうか? 平地でもみかけますが何か特に山岳部に多いですね。 |
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十六番 萩原寺 境内は広い。昔大寺の面影はある。 |
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本堂 | |
満濃池大師神野寺 満濃池は弘法大師が修理したと伝えられています。その折、建てられた寺院だそうです。 |
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十七番 神野寺 昔日は大寺で長らくは廃寺状態であったそうですが、昭和になって復興されてはおりますが、こじんまり納まったお寺です。 |
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十八番 海岸寺 こちらは奥の院?本堂内に自由に入れます。案内、説明までしていただいた。 | |
弘法大師の産湯井戸と伝えられています。 | |
本堂を門から望遠する。 | |
本坊 国道を隔てた北側に本坊があります。本坊でも納経所がありましたが、私は奥の院側で納経を済ませました。 |
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仁王様は琴ケ浜 | |
仁王様は大豪 | |
本坊から多宝塔を見る | |
本坊から多宝塔を望遠 さっきお参りしたのに多宝塔は見当たらなかった。少し上がったところにあったのかも知れない。又の機会にお参りしよう。 |
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十九番 香西寺 仮大師堂 大師堂と納経所と巡礼用品売り場と兼土産物屋。いかにも世俗的ですが雰囲気は嫌いではありません。八十八ケ所ではこのような寺は少なく門前にある仏具店や土産物屋さんがあるところにはある。無いところには一切無い。商売として結びついた別格二十霊場協会です。実際に今回巡拝して設立前と現在では寺の隆盛が全く異なります。成功事例と思われます。 |
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仮 本堂 本堂は立替工事中 2008年には完成しているはず。 |
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子安堂 『おもちゃや人形がたくさんあるなあ。何であんなところにたくさんあるんだろう?』 『うんそれはね、えっとね、亡くなった子供が持ってたおもちゃや人形を納めてあるんよ。』 『ふ〜ん。どして?』 |
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水掛地蔵 | |
門前町を望む ランダムに都合でついでに周った巡拝でしたが、こちらで最後になりました。 |
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二十番 大瀧寺 本堂 徳島と香川の県境に立つ どこかの寺も四国総奥の院を名乗っていましたが、まあいくつあってもいいです。 |
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大師堂と納経所 ここの近辺は殆ど山上に近いが集落が点在する。 |
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番外ですが、私のお奨めのお寺です。凛としてたたずむ仏閣 中門(三門)も重文 曹洞宗 瑞麟山 慈雲院 |
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重文の本堂 札所と違い人影は全く無い。阿波徳島では一番由緒ある、寺院である。巡礼のコースに立ち寄ることをお奨めします。 |
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長曾我部氏が攻めて来たときの血塗り天井などの遺跡がある。徳島には山間部に到るまで長曾我部氏の怒涛の攻略の言い伝えがある。それも悪行が大半である。 | |
本堂から見た中門 (三門というそうですよ) 回廊があります。曹洞宗。四国は禅宗は少ない。 |
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経蔵 これも重文 札所の騒々しさはありません。凛とした静けさを保っています。 |
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観音堂 これも重文 左右に細川氏や蜂須賀氏の五輪の塔婆が並ぶ |
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格子から何時でも拝観できる観音様。 重文聖観音坐像 私がみた四国の仏像では最大です。立てば1丈六尺あり、そこから丈六寺と名前の由来となったそうです。 |
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鐘楼 | |
これも鐘楼と思われるが使われてはいない?五輪の塔は細川氏や蜂須賀氏の墓石。右側土手の向こうは勝浦川の清流。川向こうは小松島市。 |
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