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 カーナビの目的地セットについて
意図しない場所、ルートに連れて行かれる原因は? 本当の目的地に設定されされないのが大半です。電話番号で検索しそのまま修正せずセットした場合要注意!。カーナビは登山道(徒歩道)には案内しませんが車道路の最終地点までは案内します。
下記の粉河寺から施福寺への例 槙尾山施福寺の付近の地図です。左手から福瀬町に入り横山の交差点を右折し槇尾川沿いの道が正解ですがカーナビ電話番号設定では緑色の道路を案内されます。道路はデコボコ、狭路で終点から案内板がありますが、ここから急坂を歩いて30分で到着です。裏参道であり間違いとまではいえませんが、表参道で無ければ大師剃髪堂も山門も参拝できないのです。
 どちらに設定すべきかご理解いただけたでしょうか。西側の道の最終地点に設定すれば間違いなく賢いナビになります。右側の施福寺のマーク地点が修正前のスポットとなります。殆ど全てのカーナビメーカーは卍マークがスポットです。このままだと右側のグリーンの道路を選択します。コース設定とは関係なく(推奨コース、距離優先など)です。実際に私のDVDナビ(トヨタ純正NDDA-W55)で試してみましたらコース設定の取り方とは関係なく右側のグリーンを選択します。
行きたいところの出来るだけ正確な道路の最終地点で登録、設定しなければなりません上記の例の様に最終道路から卍マークまでをカーナビはルートを取ります。グリーンの道路を選択する所以、ご理解いただけましたでしょうか?

この文章の記事のような注意事項としてカーナビの説明書に記載されてない様な気がします。電話番号は正確な目的地とは限りません。住所と関係の無い案内所の場合まであります。メーカーさんにはナビに登録されているものは出来る限り、正確な案内が可能なように修正登録して欲しいものです。メーカーによって補正されている機種があるかどうかは未調査です。
西国三十三
観音霊場
施福寺 上記と重複しますが、お寺は山の上。道は登山歩道です。カーナビは道路まで東側の谷の道路が直線で近い為、西側は選択しないのです。ナビが案内する最終地点は裏参道です。急坂で急ぎ足で30分ほどで到着しますので、近道かも知れません。整備されていなく、知らないで行くと大変心細いものです。
表参道から行かないと山門や、お大師様が剃髪したという愛染堂は見られません。
 表参道は整備されており道標案内板、石仏、各お堂が参道にあるようです。是非見ておきたい弘法大師剃髪されたと伝えられる愛染堂があります。裏参道からお参りして良いことは殆ど無いと思います。余談ですが納経時間は冬場16:00までとなっており、これも注意が必要です。
上醍醐寺 醍醐寺の電話番号を書いてあるガイドブックがあるようです。醍醐寺の駐車場を最終地点にするか上醍醐寺への参道の登山口を最終地点とするか、横峰峠を最終(裏参道)とするか判断する必要があります。私は登山口を最終地点とし、そこから約1時間かけて登山することをお奨めします。登山口の駐車スペースは早朝で埋まってしまいます。正規には醍醐寺駐車場ですが朝9時からでないと駐車場は開きません。 平成20年8月火災によりお堂が焼失したため、登山口の女人堂に、准胝観音を安置し参拝納経、朱印受付している。裏参道も閉鎖中。
葛井寺 近くのパーキングを目的地にセットしなければ山門前に連れて行かれます。一方通行の狭い道で難儀すること間違いない。山門前でボランティアのおじさんがガイドしてくれます。ナビでお参りの方は必ずここまで来て困っておられますとこぼされていました。
南円堂 近くの駐車場を目的地とするほうが無難。ついでに東大寺や二月堂、春日大社にお参りすることをお奨めします。
京都の寺 数ケ寺まとめて歩いて周れる場所の駐車場を目的地とした方が無難です。
どうしても1ケ所ずつ回りたい場合は正門前をマークし、そこに到達したあと100円パークを探します。ナビのマークのままだと裏門に誘導されるケースやお堂の裏通りに導かれます。
  円教寺 通常ロープウェイで行くので乗り場の駐車場が目的地。
難所という寺 車道のない山寺はすべて共通します。また都市部で伽藍がおおい、敷地の広い寺も共通の注意が必要です。
インターネット上でルート検索できるナビタイムMapFanなどがありますが、やはり電話番号だけで設定するナビタイムは意図しない結果を招きます。カーナビは余程の旧型以外は修正可能な場合が多い様です
順番に廻る霊場巡りなどではあらかじめ地点登録しておけば便利ですが、電話番号で登録時、地図のどこに行くのか必ずポイントの修正を行えばかしこいカーナビになります!
 赤色ルートが正解です。
コースの問題では まれにお寺の周囲がループ路線の途中に目的地がある場合、左回り、右回りで正規か狭小路かの判別不能なケースもあります
これは中国道落合ICより中国観音霊場木山寺を目指したルートです。赤い線との分岐からは路幅は軽自動車並みの広さ、急坂で急カーブの連続。正規ルートは赤い線です。道路の広さが雲泥の差があります。時間的にも赤いルートが勝っているのです。道路の広さ急坂などが反映されれば赤いルートを推奨するナビも可能と思われますが。狭小路を案内しない設定やルート選択が可能な機種もあるようです。
ネット情報、地元情報、お寺に聞くなどの情報を得たほうが賢明でしょう。とにかく山岳寺社の場合は細心の注意が必要です。赤いルートに走行設定するにはルート変更で検索されなければ経由地点を設定しなければなりません。
    
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