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  サブバッテリープロテクター回路追加する
コンパレータICを使った電圧感応型並列走行充電システム検証の為基板だけ作ってみた。実車載にはPIC昇圧型充電基板内の11.5V警告ブザーを使用しています。

 注:記事は2013/06/07掲載    2018/02/10;記事は問題も多く旧作なのでTOPページから旧作コーナーへ移動しました。
2017/06/03 SLエブリイホームメイドキャンパーでは
TC10B電流制御昇圧型走行充電に内蔵されたプロテクターを使用しています。

この記事は旧作です。2019/05/01にオリジナルサブ、メインバッテリ自動切替器MS-PSWで対応可能となりました。

難易度4:★★★
電圧制御はコンパレータIC LM393Nを使用E301定電流ダイオードと抵抗、LM393Nで基準電圧3.5Vを作り電圧を比較制御します。
大電力スイッチは大電力電界効果トランジスタPMOSFET 2SJ554を使用し最大45Aのオンオフが可能となります。リレードライブであれば2SJ681にそのまま変更可能。

2.54ピッチの蛇の目基板に組立。
入出力コネクタは3Pの方が適当です。
多回転VRを使用します。
PMOSFET 2SJ554はオン抵抗が最大で0.05オーム。10Aでは5Wの電力損失。放熱器は電流量に応じて大きな物が必要です。。電圧降下も10Aだと0.5Vにもなる。

出力側に電解コンデンサを入れるとオフ動作のとき動作不安定に
なります。
10KオームVRでオン電圧12.0Vに設定。

2MΩVRでオフ電圧(プロテクト電圧)11.0Vに設定。
交互に設定を繰り返し正確に調整する。
この様なオンオフの間を持たせる事をヒステリシスという。ヒステリシス(隙間?)が少ないとオンオフを繰り返す。 
 12.0Vで出力オン、LED点灯


 11.0Vでプロテクターとして動作
 LED消灯




(画像メータは見やすく編集しています)
  • オン、オフの電圧値設定には10〜15V可変定電圧電源が必要です。秋月電子のキットなど
  • デジタルマルチテスターを入力側に接続し10Kでオン電圧、2Mでオフ電圧を調整します。
  • 出力側の電圧は電圧計が無くてもLEDが点灯、消灯でオンオフチェック可能。
  • FETのソースドレイン間には性質上等価ダイオードが存在します。(逆流が生じる場合があります。)
  • 負荷にリレー接続しオンオフするのが得策の場合も。2SJ681に変更。
  • FETのオン抵抗が馬鹿にならない。回路も含めて性能向上が要求される。
 大電流でのオンオフにはFETを並列接続し、ヒートシンクを取付け、入出力配線は太いケーブル5SQなどを使用します。
プロテクタとしての挿入箇所はサブバッテリヒューズと出力SWの間が適当。
負荷機器によってはいきなり切断するとトラブル発生する場合もあるので注意。
動作はサブバッテリ電圧が放電し11.0Vに低下したら出力は切り離される。充電回復し12.0Vになるとオンになる。オンとオフの間は1.0Vとしたが、実際の負荷状態で再設定が必要かもしれない。

2013年12月20日現在までサブバッテリを使い切るような使用方法を取っていないので装着しての検証は行っていません。
参考サイト: http://woodsorrel.sakura.ne.jp/sun01/14kairo.html

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