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 家庭用地デジチューナーバッファローDTV-S110を車載
                  アナログカーナビで地デジを視聴
 以下の記事はポルテ車載の記事でエブリイの記事ではありません。エブリイに車載,、乗せ換えした記事はこちらです。
2013/01/18 現在ハイビジョンテレビRL12V-FL1に更新しました。
 
 車載フルセグチューナーは移動受信を考慮し、4チューナー4アンテナの形式を採用するものが多く、どうしても高価になります。そこで使わなくなった家庭用地デジチューナーを車に積んで実用になるかどうか実験して見ました。受信安定度は4×4方式に比較すべくも無いとは思いますがそもそもTVは運転中見ることは出来ません。車中泊時の停車時に見るのであれば受信可能場所で車中泊場所を選択しても良いということになり、それならワンセグより精細な画面で視聴できるほうが良いに決まっています。
全国受信エリア地図

 実験の開始でです。
電源をAC100Vインバータ、シガプラグUSB電源をテストして見ました。自作の1/2波長ダイポールアンテナとへんなアンテナヘンテナの自作です。
難易度3:★★★
DTV-S110 バッファローDTV-S110  2010年購入
4000円程度で入手。アマゾン、楽天など
電源はACアダプターが付属し、本体DC5Vの端子に挿します。
手のひらに乗る大きさ。選局時の反応もそこそこ。映像出力がRCAピンしかないけれど価格相応です。ワンセグとの切替は無いようです。
130wインバーター 車載化の一般的な例は12VDCACインバーターを使用するのが簡単です。実際にこれで視聴しましたがノイズも無くきれいに映りました。しかしDC12V→AC100V→DC5Vと2台の変換器を使用します。非効率です。

12Vダイレクト給電より、消費電力は30%以上増加します。
planex車載usb充電器pl-uc04-cc シガーソケットから取る、 PLANEX 車載USB充電器 DC5Vです。1A以上流せるものを選択します。100均商品などでは縞模様ノイズが入る事もあります。

DCプラグと接続するケーブルを自作します。100均のUSBケーブルをメスガワをカットしてDCプラグを半田付けします。
極性はプラグの芯が+なのでテスターで探れば判定できます。
DCプラグは外形5.5の標準タイプです。
100均usb車載充電プラグ DCプラグは使わなくなった古いACアダプターのプラグでもOK。USBケーブルの電源は赤色がプラス、黒色がマイナス。DCプラグは内側がプラス。念の為テスターで確認します。
ダイポールアンテナ 室内アンテナもバラックで実験。

液晶テレビに付属していた余りの75Ωケーブルの片側を芯線と編組を開いて247ミリにカットしました。1/2波長ダイポールアンテナです。利得はありません。
エレメントの長さは当地の中心周波数575Mhz、300/575=0.52m 短縮率0.95で247mmです。仮に板切れにガムテープで貼り付けました。

福山は垂直偏波です。
水平にすると10デシベルほどダウンします。送信所より10km以内。これでも充分です。全6局チャンネルもこれ以上のレベルです。
地デジヘンテナ 車載アンテナを実験。 作り方

フロントガラスにヘンテナを透明テープで貼付けました。この角度は水平偏波受信用ですがこれで福山市内をテスト走行してみましたが見透し範囲だとほぼ100%受信可能でした。ワンセグに自動切替できれば文句なしなのですが。ヘンテナは銅薄板とツイストバランを使ったものに作り直ししました。取付位置の関係もありますが指向性があります。
作り直したもの
シャークタイプアンテナSKV-3000 後日エブリイワゴンの屋根上にブースター付シャークタイプアンテナSKV-3000を取り付けました。やはりルーフトップは一番感度が良かったです。ほぼ無指向性です。車載テレビで最良といわれるのは4アンテナ4チューナーダイバシティーアンテナシステムと言われますが屋根の四隅に付けるわけではないので、ロケーションの良い屋根取り付けなら1本でもその方が優位かもしれません。
家庭用反射型、八木ANTなどを検討しましたが、100V電源の問題や指向性の問題、大型で車載向きではありません。(北海道旅行ではこれを取付しているツワモノも見かけましたが危険かも)
シャークアンテナ取付レポートの記事
ポルテ純正dvdカーナビに繋ぐ チューナーは左下にマジックテープでの取付

ナビはビデオ外部入力を使用しました。AV切替器でMP3プレーヤと地デジの切替をしています。それぞれマジックテープで取付。

画像は上下左右が切れていますがナビ側画面設定をワイド、チューナー側画面設定を16:9に設定にすればきっちり比率どうり画面一杯に表示されました。
 
 車載用としても充分使えることが確認できました。ローコスト車載地デジ化です。
ヘンテナはダイポールよりは受信レベルは向上するようです。ネット検索すると自作参考記事がたくさん出てきます。
実際にポルテで岐阜、信州車中泊旅行では活躍してくれましたが屋根上に取付けるのは無理があります。
最終的にはルーフトップに取り付けるやシャークタイプアンテナを取り付けました。遥かに感度がよく受信可能になります。

シャークアンテナSKV-3000はSMAタイプを使用しSMAメス→Fオスの変換プラグを使用しました。

2011/09/15現在DTV-S110は販売終了です。この地デジシステムは2013/01/18終了ハイビジョンRL12VFLに更新

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