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左サイド収納  途中変更もありました

壁面収納の必要性 
 車中泊の旅も長期間になると積載量が増え、収納スペースが多く必要になります。物があふれると生活臭が出て見苦しく、隠す為の収納も必要になります。
床下収納は綺麗に収まるのですが出し入れが不便。容量を大きくすると天井高さが犠牲になります。

壁面収納庫の場所と固定方法
設置場所は最後部左右嵌め殺し窓部分しかありません。固定は、アシストグリップ、既存のシートベルト固定ボルト、バックドアダンパー取付ボルトとの共締めで固定します。補助的に内装パネルにタッピングビス止など。

2011/12/12新規記事  2012/02/26収納を上部に変更 2012/11/04文章画像変更
難易度3:★★★

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図面は画像クリックで大きくなります。

材料は1×6、1×4材、棚板は9ミリ桐集成材、蝶番、ローラーキャッチャー

1×6は巾が不足しますが必要な部分だけ30ミリほど1×4などの端材を繋ぎ合わせタボなどを使って接着し巾を稼ぎます。こうすると材料代がかさみません
予算があればパイン集成材、タモムク材などをお使い下さい。

ご注意:最終版とは大幅に寸法、形も違います。
固定場所:
リアゲートダンパーの取付ボルト
 ボデーに取付金具が2本の6ミリボルトで取付けられています。
内張で隠れていますので見当をつけて内張に12ミリ程度の穴を開けます(ソケットレンチが入る穴)
ボルトは内張の表面に出す為長さ50ミリのプラスビスに交換し大きいサイズのナットで高さを稼ぎ (内張りから出るまで)L金具を取付けます。
後席天井アシストグリップ取付固定ボルトを外しLアングルを6ミリボルトで共締め。
上部シートベルト取付固定ボル
 10ミリ?ミリでもインチでもない形状も特殊なボルトを使用しており、非常に固く締められています。寸法の合ったソケットレンチ、メガネレンチで外す。モンキーは×
分厚いワッシャー2枚の間にLアングルを取付再び共締めします。 ボルトはそのまま使用します。
内側からベルト金具、分厚いスペーサーが2枚スプリングワッシャー、ストッパーリング(脱落防止)で構成されています。

作りかた製作順:
  最初が肝心です。私は最初収納だけを作るつもりでしたが後からリアカーテンや右収納を追加的に製作しましたので継ぎはぎ的な仕上がりになってしまいました。基準になる部分から作って行かなければなりません。床は出来上がっていますので、上端部を決めます。実際に作った順序とは異なりますが反省も含め以下はお勧めの製作順に記述しました。
このLアングルは厚みのあるしっかりした物を使う
左右に1×4材渡し板を取付。

左右のリアゲートダンパー金具は3本の長さ40ミリ径6ミリボルトで固定されています。50ミリボルトに交換し大きいサイズの馬鹿穴ナット(分厚いワッシャとして)をいれ内張の表面まで出す。

画像の様にLアングルを固定します。反対側も同様にLアングルを取り付ける。

Lアングルに左右の渡し板(幕板)を皿ビスで取付。
左上が気になるがカーテンで隠れる
左右前後方向に1×4材を横にして後部端は上の幕板にコースレッドで取付ます。
アシストグリップにLアングルを共締め
左右横置き幕板の前端はこんな感じでL金具を共締めします。左右対称。L金具は少し広げています。

これで上部の固定部分は基本形となり、完成です。

天井ネットラック、左右収納ボックス、リアカーテン、テレビなどの什器類の取付けベースとなります。
@
以下@ABCの画像は最初の図面のもので現在変更しています。ご参考までに。

側板は1×材の突合せ接着集成材です。上開きとびらと棚板は桐集成材。前回製作棚板のリサイクルです。

内部棚板取付、塗装すれば完成
これで片付け出来そう A
仕上がりです。棚板と扉の色が違うのは廃材使用の為です。穴ぼこは補修しました。同じ色に統一したほうがよさそうです。

内部はカセットコンロなどを収容。棚板は1枚だけですが、プラトレイを重ね置きすれば整理できそうです。

これを簡易シンクと組合せ、ギャレーとして使用するのも悪くないと思いますが今の私にその計画はありません。
右側へ幕板が連結します B
後部収納の出来上がり。天井収納も合わせて振動などテストしました。以前の突っ張り収納のガタガタ音から開放されました。
わずか20センチ程度でもベッド巾が狭くなります。この為助手席ベッドを作りましたが本末転倒かも。
一人専用ならこのレイアウトスタイルが良いと思います。
右側取付の換気扇ユニット地デジテレビを左サイドに集中 C
左側に設備を集中しました。

換気扇、地デジアンテナ、温度計、7型液晶モニター、テレビの裏にACCコンセント

換気ファンとアンテナ配線は現在はスパイラルチューブから15ミリ蛇腹保護チューブ(100均)に変更改良しました。

サブバッテリーは左サイドボックス後端

以下収納ボックスを上段に変更しました。
2名乗車時に1人あたりベッド幅600mmは確保したい為です。
@
下側を画の様にRカットしました。
強度維持の為、巾木を追加。
A
左右を1×4材で連結。

下端は固定しない。
上端は幕板にLアングルにて。
中間はシートベルトアンカーボルトにLアングルで共締め。
B
本来は作り直しですが寄木しました。タボ2個とボンドで接着。

ドアの開き方も変更。

容積は少し少なくなりましたが、不都合はありません。ミニカセットコンロ、カセットガスストーブも納まります。
C上部収納版完成です

変更補修完了。

下部はラゲッジサイドポケットが使える程度。サブバッテリーはマジックバンドで縛り付け。

窓に嵌め込んだ銀マットが見えています。

100均プラチェーンはテーブル用固定チェーンです。

巾外寸680mm(内寸約640)
現行最終版です。
2012/05/14変更

巾を縮小しました。左後席シートベルト上部アンカーをボックス外側に変更したものです。

変更後外寸巾600mm(内寸560)mmとなりました。
L型アングルは100均厚手大型です。

木目シートを貼りましたが安物のせいか夏の車内温度上昇で伸び秋になり収縮し波打ってしまいました。

厳しい車内環境ではウレタン塗装やワニス仕上げの方が向いているようです。

 自己評価:ツーバイ、ワンバイのローコスト材料の使用により材料費数千円で出来ました!
左右の収納ボックスと合わせて収納の中心的役割を果たせる様になりました。
窓面高さ収納に変更した結果、収納容積の確保と同時に荷室最大幅のベッドスペースの確保が出来た事です。
収納品は生活臭のある、見せたくないもの。食料品、カセットコンロ、ヤカン、などキッチン用品が主で隠す収納です。旅行中、良く使うものはB4透明袋などに入れて吊下げますが、使用頻度の少ないものは床下収納とします。出来る限り収納し、車内を整理整頓しないと見苦しくなります。

実際の車中泊時は放置すると床面に寝具、バッグなど物があふれる状態になります。特に寝具はシュラフを使用しコンパクト収納とします。鍋、釜コンロが見えたりすると車上生活者と同じになります。

2012/01/25新規記事  01/28画像追加 05/14寸法変更記事追加 11/04文章訂正

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