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■ ボウゼ(シズ)の姿寿司、半身握り寿司 ■ | |
ボウゼ、タチウオ、アジ、何れも故郷徳島ではよく作ります。秋まつり、運動会などやはり祝い事、祭り料理です。 江戸前の握り寿司とは別物です。しっかりと塩締め、酢締めに時間をかけます。柑橘酢を使うと自然の風味があって断然おいしいです。 |
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材料.... | ボウゼ(しず、イボダイ、イボゼ)6匹、米3合、 酢(米酢、ゆず酢)半カップ、砂糖、塩、昆布 |
近所のスーパーで購入したボウゼ(しず、イボダイ) 広島県ではしずと表示される。 ワンパック298円也 瀬戸内で良く売られている小鯛でも同じように作れます。 画像は島根産。 |
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うろこをこそげ落とし腹を取り、 この様に三枚におろす。背びれ腹びれも取る 腹骨は無理に取らなくても酢で柔らかくなる。皮目に包丁を入れると食べやすい。中骨も丁寧にとる。 塩を振り6時間〜12時間しっかり締める。 画像は小鯛ですのでピンク色。同様に作れます。 上記の6匹からはもちろん12枚の半身 |
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酢締めは昆布を敷き入れて3時間程度。白身です。 最近は徳島でも姿寿司より半身握り寿司にする様です。また身を裏返しで握るやり方が流行しているようです。 手前は表皮を上にしていますが、見た目も裏返しが美しい。 晩秋には熟したすだち、ユコウを酢に使います。酸味が少ないので米酢を加え調整します。美味しさも倍増します。数時間置いて食べると寿司飯に旨味が馴染んで格段に美味しさがアップします。 |
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腹開きの姿寿司です。秋祭りや運動会には姿寿司で頂きました。鮮度が良ければ背開きも出来ます。 里で作られるのは紀伊水道で獲れたものでした。 徳島の料理屋、寿司屋さんではこの半分以下から3/1程度です。 これを眺めていると9月末から各集落ごとに始まる秋祭り、山車の太鼓や鐘の音が聞こえてくるのです。 徳島を離れてから、秋祭りには帰った事が無い。 ぼうぜ君、睨むな!こちらはちょっとうるうるなのに。。。。。 |
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こちらは背開き 姿寿司は形にこだわり、頭、尾、背びれ、胸びれ、腹びれ、目玉も残します。 子どもの頃は親から良くかんで全部食べるように言われました。無理して全部食べていました。 晴れの日のおもてなし料理なのです。 |
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塩締め 冷たい水でよく汚れを洗いふき取り、たっぷり塩を振り、吸水シートで包み、ラップをして冷蔵庫で6時間程度置きます。生臭さが少ないので3時間程度でも大丈夫です。 |
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酢洗い 半分の水で薄めた穀物酢でよい。夏は氷入れる。ただの水洗いでは塩で締まった身が水っぽくなり うまみが逃げてしまいます。 |
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酢締め 熟したゆこうやすだち酢は全く砂糖ゼロでよい。さすがに米酢や売られている穀物酢を使う場合は酢っぱすぎます。少量砂糖を入れてください。必ず昆布も一緒に入れます。6時間程漬ける |
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寿司酢 調合割合と寿司飯に対する量 下記から自分の好みに増減してください 米4合に対して180cc 割合は米酢50ccゆず酢80cc砂糖小さじ5杯 |
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日本での地方名はエボダイ(東京)、アゴナシ(銚子)、ボウゼ(関西和歌山・徳島四国)、ウオゼ、ウボゼ、アマギ、シズ(愛媛備後)、バカ(高知)、クラゲウオ(兵庫・広島)、ナッカン、シュス(下関)、モチウオ、モチノウオ(九州各地)、ギチ(熊本)、コタ(鹿児島)など数多い。
wikipediaより引用 |
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