現在の位置 : SL'エブリイホームメイドキャンパー>フルフラットベッド 2012/07/31最終更新
 エブリイワゴン 木製フルフラットベッドの自作 2011/09/11
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設計方針

@快適な車中泊の為のフルフラットベッド。マットレス不要を目指す。乗降も無理なく。
A4パターンのレイアウトを可能とする。通常時は左右後席温存、左右個別取り外し可能
B充分な天井高さを確保
C軽量化し燃費悪化を防止 軽い素材の使用、旅行時は後席撤去
Dローコスト、エコを目指す事 豪華装備は不要。ツーバイ、ワンバイ材を使用する。
   アルミ角柱、イレクターパイプも検討しましたがコスト増、重量増、金属は肌触りが冷たい。木は暖かい!
注:図中の寸法は参考程度実際には使用材料等から振り分けます。
注:左右後席を外し、天井高さを充分取りたいのであればコンパネを敷くだけで済みます。
   (
但し床下収納容量は少なくなる。)
記事は2011/09/11 2012/05/13前左右枠変更    最新版はこちらです
難易度3:
★★★

クリックで大図面 最終版の断面図。ラゲッジマットの上に組み立てる。

基本高さ:
後部ラゲッジスペース部の架台枠の足部は4インチ(2バイ材)

高さ調整はスペーサーを挟んで調整します。

クリックで大図面
 土台材料は2×4材とその半割り、1×4材を使用。エンジン点検可能な様に架台の分割、後部座席の脱着が必要です。

左側枠は中央部の2本の連結材で後席足元枠が左右独立して脱着可能。埋込み鬼目ナットと6ミリボルトにて。

右側枠はコの字型架台2個を連結したもの。左側枠の形状は乗降用のスペースを作る為の形。

ラゲッジスペース部(後半分)は一体化した土台です。

床高さの調整は基準は4インチ束としてスペーサーで微調整します。

 これでエンジン部点検の為の撤去時間は数分で可能となる

床下の主な収納スペースはクーラーボックスと2リットルペットボトル8本などを収容します。荷室床下深さは13センチあり、土産物、衣類などの収容スペースとなります。収納品が決められた時点で物に合わせた仕切りを作れば良い。

助手席シートは最後部にスライドさせるのに邪魔にならないように寸法を決定します。


荷室側からみた右シート部の枠。
右後席を撤去すると大きな収納スペースとなります。

ロールオーバー画像は右後席を折りたたみ収納した状態。シート重量は約20Kg。左後席重量21Kg

運転席シートのスライドにより後部の枠前後長、枠脚位置高さが違ってきます。スペーサーで高さを調整します。

2012/06/20 時点の最新バージョンです。前側だけ図の位置に左右連結
車体に固定していませんその必要はない 画像は当初バージョン
前枠部は図面と相違があります。

ポルテで自作したベッド材料を一部流用しましたので特に土台部分に不自然な接ぎ剥ぎがあります。

土台穴は軽量化の為開けました。高さは当初から変化していません。

微妙な高さ調整はベニア板などのスペーサーで行います。

塗装は汚れ防止の意味程度。
湿度調整の効果を期待するなら塗装しないほうが良い。

固めの素材が他に見つからずこの様になりました 分割床パネル

11ミリ合板に銀マットを両面テープで三重貼付け。

冬期の断熱性と、家のクッションフロワーより柔らかめ。厳冬期でもマットレス不使用。ベッド柔らかめが好みなら薄いセミダブル三折マットレスを敷けばよい。
この方式は以前、ポルテで実証済。
布貼りはタッカーで仮止めし木工ボンド貼り付け。裏折り返しは多めに、タッカーピンは止まったら後で抜き、布を端切れで2重貼りします。

そこそこの質感は得られたように思います。 画像は左後席を起こした状態です。

右後席温存、ラゲッジスペースのみとこれで3パターンレイアウト可能です。

使う材料、生地などで全く違うものになると思います。
 スエード調生地を使用しましたがコールテン、など厚手で肌触りの良い暖かい物を選ぶ。(冬季重視)

車中泊就寝は厳冬期でもマットレスを敷かず、厚手敷きパッド+春用寝袋+掛け毛布で快適。さらに湯たんぽで暖か。
マットレスはかさばるので不使用。

床板10枚分割。裏画像は床下収納アクセスの為の引き紐。


画像は右後部座席を起こした状態。一人の旅行で最適。二人で旅行に出る場合左右後部座席は撤去する。左右後部座席を取外した状態で車重は41Kg軽量化になります。

左座席も同様に出来る。

パネルには床下収納へアクセスの為引き紐を全て付けています。

注:フロント座席を前に一杯スライドさせ、床を作れば身長185センチまでは余裕があります。
後席温存も可能
右、左自由に選べます。

助手席を前に倒せば荷物を置く台になります。

緊急座席、乗降、収納の改善 入口改良 2011/11/18
楽に乗降出来る様に改善しました。座席撤去状態であっても外した床板を背もたれとすれば走行は不可ですが緊急時座席となります。

木枠に布を貼りました。

履物など荷物収納も出し入れが楽になりました。

乗降や収納、ベッドメーキングも簡単 常時はフックで仮固定し乗降可としておく。

フックを外して床板を後方に背もたれとすると緊急用座席が出現します。背もたれの固定はラゲッジバーを入れるだけ。

長円は重量の軽減策です。深さ10センチ以上あるので床下収納スペース 軽量化に付いて

強度が必要でない部分はこのように孔を空け、軽量化しました。脚は〇孔を要所にくり貫きました。計算上合計2kg程の軽量化。
また、左右後席は合計40Kgもあり、撤去すると燃費削減効果は確実に有ると思われます。
但し、追加DIY積載部分が40Kg程度となり相殺されます。

軽四でも1トンを越えるエブリイ。DIYや追加装備でさらに燃費は悪化します。でもSL'EVERYの燃費は何とか堪えられる範囲に収まっています。

2012/05/14
収納など什器類追加画像です。

フラットベッド部は維持されています。様々な車中泊DIYグッズが見えます。エブリイメニューからご覧下さい

左右の収納は左右後部小窓がつぶれます。

 シートスライドの隙間を塞ぎます
 走行時は助手席シートは後へ最大スライド出来るように作ってありますが車中泊時は前へスライドすると隙間が出来てしまいます。左側は2×4材で脚を置いて(マジックテープ固定脱着)、

右側は普段の運転姿勢に合わせたスライド量でベッド枠は固定してあります。この方が緊急時にも有効です。

チラッと見えている土台部の前後長がそれです。
 枠の上に巾の狭いベッド補助パネルを挿入すれば10センチ程ですが広がります。
左側はベッド長実測19000mmあります。

細かい事ですが軽箱では貴重なスペースなのです。
 バッテリー点検口を作ります
バッテリ点検口1
バッテリー点検口

床パネルを外し、マットをめくったら点検できるようカットします。
車体の後部から覗くと”らしき形”の箱状の物が見えます。マットの上から手探りで探ってみると床板に付けたカバーが探り当てれます。目安をつけ、カッターナイフで定規をあてカット。コの時にカットしそのままでも良いとは思いましたがほつれ止めに端切れ布を当て、へたくそですが縫い合わせました。

サブバッテリも並べて搭載しています

バッテリ点検口  
元々この場所は荷室の前のほうにあり、荷物を全部下し、マットのホックを外し、前のほうへめくらなくてはならない不便さある。

逆に元々より点検し易くなった。

昔タウンエースやライトエースに乗っているときバッテリ点検はこの様なマットに点検口が設けられていた。

 食事休憩などの為のテーブルの設置テーブルモードレイアウト 2012/11/16記事
フロントシートバックを前傾します。 フロントシートを前傾させて背部にクッションを置きソファとします。

運転席は前に倒すと背もたれになる適度な角度で止まります。

テーブルは端材です300*450 高さは窓より少し低くしました。脚は蝶番で折畳み可能としました。土台への固定はパッチン錠です。足元前後スペースは400mm程度。
現在このテーブルは架台変更の為廃止
つっかい棒で助手席シートバック前傾 つっかい棒助手席ソファ

助手席は補助床パネルをダッシュボードとの間に突っ支い棒とします。

休憩、車内食事の時など背もたれに出来ます。

 ここまでフラットベッド制作費総額はおよそ1万円程度。

 完成後、床凹凸や水平を取るため高さ調整を行います。低い所にスペーサーをかませます。車両に固定はしません。

床パネルは断熱&硬質クッション+肌触りの良い布で仕上げましたのでかさばるマットレスは無くても大丈夫。冬場でもこの上に厚手敷きパッド、毛布、上には毛布、羽毛布団など。又は敷きパッドと封筒型シュラフ、寒ければさらに湯たんぽ。こんな感じで暖かく過せます。もっと寒ければカセットガスストーブでも

今回の最大の欠点は2×4材を使い重量が増大した事です。多分50Kg以上か?


軽量化フルフラットベッド軽量化リニューアル完成2014/09/19〜

SLエブリイホームメイドキャンパー

2011/9/01 記事作成 2012/06/20後部座席部変更 2012/08/18文章訂正更新 2012/10/29断面図変更

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