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  サブバッテリーの更新経過 
  初搭載は メインバッテリーと並べて搭載  2013/01/18搭載〜
起動用は38B20L 走行用車載バッテリーと同容量のサブバッテリーを搭載することに しました。安価なカオスシールバッテリです。安全な室外搭載です。
  •  こちらのサイト で情報収集。詳細は不明です。業者取付の模様です。
    【安価なシールバッテリーですが安易に車内に搭載するのは危険です】 劣化して来ると充電時水素ガスが大量に発生し,電極ショート爆発も。液が減りだすと危険
    電池工業会の啓蒙ページ。 あの東電原電での爆発は水素爆発です。
  • 車内に置いた密閉型バッテリも過放電では爆発も。こちら
  • ラゲッジルーム車外床下に走行用バッテリと並べて積載出来ました。B19サイズです。
  • 注:【この記事の設置方法は殆ど余裕はありません。強引にやると電極ショート、発煙発火爆発の危険を伴います。設置はプロにお任せする事をお勧めします】
  • 現在は完全密閉型ディープサイクルバッテリWP20-12を2個並列使用しています
難易度5:★★★★★
この場合バッテリーの選択は60B19L以外無い? リチュームイオンバッテリ40B19L型も 一時期アマゾンで売られていたが
  • ほぼ同寸法の60B19Lを床下の走行用バッテリーと並べて搭載しました。
    エブリイDA64W、DA64V標準搭載は38B20Lか55B24Lのいずれかです。寸法的には55B24Lの2個搭載は無理で、19Lサイズとなります。なので19Lサイズ最大要領の60B19L(5時間率36AH)を選択しました。これは受電容量が大きく、防爆などより安全性能も向上しています。電子レンジやヒーター類を使用しなければ十分です。
  • 60B19Lの重量は9.4Kgです。100AHクラスのディープサイクルバッテリーはなんと30kg以上。不必要な重量増加は燃費を悪化させます。 サブバッテリ、走行充電器の提案、構成や考え方はこちらに

    2018/01/20 自動車用リチュームイオンバッテB19L Amazonn メインバッテリと並べて搭載可能です。30AHですが本来のリチュームイオンバッテリの特性であれば、ほぼ規格通りの性能を発揮できるはずです。
サブバッテリー・私の考え方.......エネルギー源の選択や本当に必要か取捨選択も必要.
  • カーナビのみ走行バッテリと切替使用。【何時でもナビ】装置を自作 
  • サブの負荷は切替使用のナビ、19’液晶テレビ、LED照明、換気ファンサーキュレータファン携帯機器ノートPCの充電用途など小物やAC100V用の130Wインバーターなど。
  • 大電流機器は使用しない(家庭内と同じ環境は必要としない)電子レンジ、冷蔵庫、湯沸しポット、電気毛布などのヒーター類は使用しない。必要なら電気以外のエネルギーを選択する。
  • 後日、沢藤ポータブル冷蔵庫MD14FDを搭載した為、不本意ながらソーラー充電を装備しました。
左側サブバッテリ60B19L  右側走行用バッテリ40B19L  マウスオンで元の 38B19L
元の状態 60B19Lなら2個並べて搭載可能です。 (プラトレイは撤去)
24L 2個搭載は無理
画像は右メイン40B19L 左サブ60B19L

Amazonでラチェット式フック購入:ループに縛るのでフックは不要。ベルトの付直しが必要です。2本組で1本は予備で常時積載。 両端フック式とは
 上図画像バッテリ廻りの実体配線図 。マイナス極に電流測定用シャント抵抗挿入します。
接続部は接触不良を起こさぬようボルトナットでがっちり締める。

サブ充電に必要なメインバッテリ配線はACCやバッ直ではなくECU電流センサー通過後のエンジンルームヒューズボックスから取ります
【下記のバッテリの脱着取付作業は特に危険を伴います。自信の無い方はプロに依頼】
 準備:
  • 配線はあらかじめ下記の丸端子を取付けた5sqケーブルを作成して準備しておきます。
  • 走行用バッテリ(+)取り出しケーブル。サブバッテリ(+)ケーブル。走行用とサブのマイナス端子連結ケーブル。電極の向きも後のメンテナンスが出来るよう画像の向きの様に配置します。 
作業手順:  下記手順で間違っていないとは思いますがショートさせない様、慎重に!
  1. まずは既存のバッテリー38B20Lを撤去します。最初マイナス端子を外す事からです。
    プラスを先に外すとレンチなどがボデーと接触ショートし、爆発などの危険性があります。メモリーバックアップは必要かどうかは未確認ですが作業が長引くかも知れないので、念の為単3電池6個直列に繋ぎ9Vにしてバックアップしました。取出す前に電極にカバーを保護取付。
     
  2. プラスチックトレイを撤去します。  (プラトレイに2個積載出来ない為)
    作業は金属受け皿を下部から4個のボルトを外してからやるべきですが、下にもぐるかジャッキアップし、馬を据えてやらないと出来ない作業ですので、室内側からノコで切断し撤去しました。
    (DA17Vで強引に曲げながら撤去可能との報告あり)
     
  3. メインバッテリを通常の位置に仮置きし、あらかじめ丸端子で作成済みの5sq以上の配線をプラス端子ターミナル共締め、先に取付けてから画像の位置に据付けます。マイナスは絶縁テープなどで保護しまだ接続しません。
     
  4. 次にサブBATプラス側にあらかじめ丸端子で作成済みの5sq以上の配線を接続してマイナス端子は絶縁テープなどで保護して所定の位置に据付けます。スペースは殆ど無く腕力作業ですが、慎重にショートさせない様、強引な作業は危険。走行用を少し右に傾けながらサブを据えます。もう一人に手助けしてもらうと楽。
     
  5. 両方のバッテリが所定の位置に納まったら、双方のバッテリーの(-)ターミナルを取付けます。
  6. 固定金具を片側トレイに引っ掛け、固定用長ボルトも同様に引っ掛け、左右のバッテリーを押える様に5mm合板を挟み固定ナットで緩みの無い様にしっかり固定します。左右バッテリーのグラツキが無いか確認します。
     
  7. さらに2個のバッテリをトレイごと巻く様にラチェット式の荷締めベルト注*などで金属トレイに固定します
    バッテリ間に20mm木片の詰め物を入れないと内側に傾いてしまいます。
     
  8. ターミナルと床鉄板の隙間が確保されているか確認します。"隙間確認はプラ板など絶縁材で行うこと"
    ドライバなど突っ込むとショートする。不燃性絶縁材を挿入すると良いと思います。
     
    注* 両端フック型なのでフック外し、ベルト付替えました。製品は2m 2個組でした。
     
注意事項、備考:しっかり固定する。振動で緩み発生、絶対にショートさせない事。
  • 画像の様に左のサブバッテリー40B19Lと2個並べるスペースはぎりぎり。というより少し無理があります。余裕は殆どありません。+電極と床との余裕は5mm程度しかありません。トレイに装着時、端子をビニルテープなどで絶縁保護し万一端子がボデー当たってもショートさせない様。
  • マイナス端子の接続は据付が終了した最後に。慎重に行わなければなりません。

    バッテリー固定金具、固定ボルトがしっかり引掛けられているか車体下から確認します。 荷締めベルト固定の緩み、斜め掛け無いか確認します

    電極が床底鉄板との余裕を1センチは欲しいところです。それには金属トレーを下げる必要があります。トレーは4本のボルトで固定されていますので1センチくらいの馬鹿穴ナットをスペーサーとして4個挿入すれば可能です。(私は実施していませんが)

    車内への配線引き込みは蓋隙間から段差スペースを確保し隙間は隙間塞ぎ用テープで塞ぎました。その為蓋飾りネジは長さが足りなくなって6ミリボルトの40ミリに交換しました。
このバッテリレイアウトを改めて再検証する:以後のサブバッテリー更新記録です。
  • 結果的には大変厳しい配置、取付状態です。プラス電極がボデーに当りショートすると火災、焼損の危険さえあります。
    スペース的に余裕が無く、特に床鉄板と+電極の赤い絶縁材との間は5mm程度しかありません。このスペースに余裕を設けるには上記記述の様に金属トレーを下げてスペースを作るのがよろしいかと思います。
      
  • 走行用バッテリーも38B19Lではなく40B19Lに交換する方がベスト。液口栓の突起も無く、寸法も少しですが小さいので余裕が出来ます。
     
  • この取付状態は固定も1個分より確実性は低下します。特に上下振動で緩まぬ様、確実に固定する必要があり、金属トレイにしっかり固定出来る様に考慮しなければなりません。

    2013/02/14に荷締めベルトでトレイに固定しました。上下振動にこれで安心です。

    3年経過した2016年9月でも問題なくしっかり固定されています。
     
  • バッテリ2個搭載後の日常点検は必ず多頻度に実施する。車内から簡単に点検できるようカーペットは画像の様に切込みを入れ簡単にめくれる様加工しておく事をお勧めします。特に悪路走行後取付緩み点検をお勧めする。
     
  • この搭載方法での軽自動車検査協会に確認結果問題とはならないとの事でした。
     
 2代目の更新  WP20-12 完全密閉型Longディープサイクルバッテリー2個並列搭載載 2018/03/15〜
2018/02/07〜2020/03/15 
60B19Lは5年経過し性能劣化があり冷蔵庫3Aで3時間くらいでダウンしますが、床下2個搭載状態は十分安全に固定されています。バッテリ交換予定ですがこの場所での容量アップは無理。
M-27MFあたりと選択を迷っていました。

  フラットベッドパネル下のスペースにシールドバッテリWP22-12を2〜3個並列収容が可能です。
  2018年夏の北海道ではエンゲル14リットル冷蔵庫で朝までガンガン冷やさなければ何とか持つが余裕が欲しいところです。これの結果は満充電から一晩しか持たない。日中ソーラ充電出来ない時は持たないので夜中にアイドリング。他人にも迷惑、少々ストレスが溜まる。
 3代目の更新  リン酸鉄リチュームイオンバッテリ・LFP12-50AHに更新 2020/03/15〜
 LFP12-50AH エネルギー効率が抜群に良い。感覚的にはスマホのバッテリと同じ。1C充電も可能でTC10Cを2基並列で最大0.64C充電が可能となった。通常は10A*2の20A=0.4C充電で使用する。
リン酸鉄リチュームイオンバッテリでは充電終了直前まで設定電流を吸い込んでくれる。設定電流で時間計算どうりに充電ができるのは当たり前だが精神的にも気分がいい!
エンゲル14L冷蔵庫も2日間駆動も可能になった。
重量も鉛の半分以下の7Kgの軽量となった。
但し、WP22-12の様に薄型ではないので置き場所は後席足元中央部に設置した。
 TC10C充電基盤はコンパネボード上に組立、フラットベット直下。サブバッテリ間ケーブル長さは0.3m程度とし、ロスを少なくした。メインバッテリのボデーアース線は0.8m位。
配置の工夫で配線線路を極力短くする。太い配線で長くなればコストも馬鹿にならないし、電圧降下が発生し無駄なエネルギー損失となる。
12V低圧での電圧降下は様々なトラブルを起こすのでまずは配置が重要である。
基盤は透明アクリル板でカバーし、水こぼしなどの防水処置をしている。
分電盤はコントロールボックスとして荷室左側に配置しています。
 LFP12-50AHの搭載場所は後席床下中央部にバンドで固定。上記の走行充電ユニット迄の配線長は50p以内です。リン酸鉄リチュームイオンバッテリは低温下での充放電能力が低下する。エブリイは円内など3ケ所に温風吹き出し口があり、バッテリを温める事が出来ます。
リン酸鉄リチュームイオンバッテリ設置後新型コロナにより北海道行きは自粛している為殆ど使用していない。
2022年からは100AHのリン酸鉄リチュームイオンバッテリにパワーアップしました。充電設定は20A14.4Vです。2023年は3年ぶりの北海道で大活躍でした。
コントロールボックス内に分電盤機能、サブメイン自動切替機能、バッテリーモニター機能などを設けています。
詳細はこちら
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