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■ 発酵器 過去の自作例 ■ ホットキャビに至るまでに製作した物
このページで紹介したものは過去自作したものです。
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2010/01/14 加筆修正
木製保温箱
マウスを置くと内部が見えます。

木製の箱と松尾電機製 電子サーモ

あり合せのパイン集成材を利用。保温トレイ90Wで加温。庫内ファンも取付け。

欠点 :集成材に含まれる接着剤の匂い?
    木が反ってくる。特にドア。

良い点:木材の為組立加工はしやすい。
    杉の床板であれば安価で匂いも良いと
    思われる。


温度設定の低いパンの発酵、ケフィアやカスピ海ヨーグルトには適当と思います。
納豆、甘酒には不適当?
発泡スチレン製の保温箱
マウスを置くと内部が見えます。
発泡スチレン製発酵ボックスを自作

15ミリ発泡スチレンボードをカットし、コースレッド(木工ビス)と両面接着テープで作りました。内部には90Wの保温トレイを熱源とし、電子レンジ用網台の上にアルミ板を乗せさらにスチレンボードを乗せます。周囲は3センチ隙間を空けます。あとPC用12Vファンを庫内ファンとして流用しました。

より大型としては台所用メッシュを箱状に組み立てて外壁を発砲スチレンで覆う方法もありです。

また小型の冷蔵庫を流用するのもOK。庫内容積が大きいと熱源も1Kw級位の電器コンロとファンなどが必要となり、コントローラーも容量不足となりますのでリレーやSSR(ソリッドステートリレー)の追加が必要です。また安全対策は必須ですね。
高温の納豆や甘酒用としての評価は× 耐久性、安全性に懸念。
熱源を保温トレーで 熱源は保温トレーが便利

100V90W。20リットルくらいの箱なら最適。過昇防止サーモ、温度ヒューズが内臓されており、安全。下記に紹介する電子サーモで直接オン-オフで温度制御します。

新品を買うまでなく、リサイクルショップやヤフーオークションで1000円以下で入手可能。

私宅では結婚の引き出物でいただいたのが押入れの奥に眠っていました。10数年ぶりの出番でした。
松尾 METDMと
左のコンセントはタイマー出力。右がヒーターへ
板切れに取り付けた実験用バラックセット

松下電工製電子式タイムスイッチに直列に松尾電器産業製電子サーモを配線しました。これで99時間までのスリープタイマーがかけられます。

図面はここ
クーラーボックスを保温トレーで温度制御
上に置いたのは保温プレート(トレイ)
クーラーボックスに保温トレーを入れ加温。

上記のコントローラーで制御。これでも上手くいく。画像のボックスは小さすぎて保温トレーが入らず、横置き(寝かせて)で何とかスペースが確保できた。これでも問題なくヨーグルトは出来る。
保温トレーがちゃんと入る底面積と1リットル容器が二つ入る容積が必要です。高さは内寸で250mm〜300mmあれば良いと思います。大きすぎると庫内ファンが必要となります。

その他100円ショップ網棚で枠を組立てビニールカバーをかぶせた簡易なものはパン発酵器で使われているようです。30℃以下なら使えそうですが製作にはいたっておりません。
小型オーブン電子レンジのDIY 案
 捨てられる物のリサイクルで考えて見ては?
内蔵ヒーターを利用する方法です。内臓ヒーターを温度調節器で制御します。単純にオン-オフするとしてもヒーター要領は1kW程あると思われますのでSSRやマグネットリレーを温度調節器に追加が必要です。内容積が20リットル以上あるので庫内拡散ファンも必要となると思われます。
 当初は上記のようなものでヨーグルトや納豆を作っていましたが庫内の殺菌や清掃が少し面倒でした。30℃以下の発酵には充分使用に耐えます。これでもコタツや発泡スチロールの保温保冷ボックスの温度監視の苦労からは開放されます。 

やはりホットキャビ(タオル蒸し器)を使用した醗酵器を製作してからはこれに勝る物はありません。
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