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■ 発酵器で発芽玄米を作リました ■ 発芽玄米を自分で作る。 玄米を発芽させる!
発芽玄米は玄米の数十倍のミネラルや有効成分ギャバなどを含み話題の健康食品です。
買うと玄米の数倍もします。いくら体に良いとは言っても毎食続けるには大変ですが
自分で簡単に作れます。本来玄米は白米より、安い(はず)のですから。

発酵器の発酵以外の活用はあまりありませんが、発酵器は用途であって本当は温度調節付加温庫
なのです。保温庫とか恒温槽、とか用途は結構あるのです。

発芽玄米は時間さえかければ室温でも発芽します。冷蔵庫での低温発芽も可能なようです。
発酵器を使えば冬季でも時間等均一に作れます。自作発酵器の活躍の場が増えました。
発酵器を使用しなくても発芽はします。あらかじめ35℃程度に水を加温してから発芽スタートし、
この温度を維持するよう保温出来れば、発芽します。これより温度が低いと時間がかかりますが
真冬でも時間をかければ大丈夫です。
          


玄米を新聞紙などに広げて選別します。

結構手間時間がかかりますが念入りに。

籾米、青米、白化米、くず米、ゴミなどを取り除きます。

画像は3カップ分です。一週間で食べきる程度。


胚芽を傷めない様洗います。

付着物(農薬など)を洗い流す。

籾(もみ)ガラなど除きます。

タッパにぬるま湯35℃を張って玄米を浸水させる。

発酵器に入れて35℃、24時間にセットします。

途中出来れば1,2回水の交換(35℃)。

画像は4カップ


15時間経過後、取り出して軽く濯ぎ洗いし、ざるに上げる。(胚芽を傷めない)

既に胚芽が膨らんできている。芽も確認できる

皿の上に濡れ布巾を敷き、ザルごと濡れ布巾で包む。(乾燥防止と空気に触れさせ発芽を促す)

残り8時間発芽させる。

長すぎると生臭い(青臭い)臭いがしてくる。20〜24時間で発芽状態を確認して調整して下さい。

発酵器も自作しました。こちら


発芽終了

画像は20時間後の時。

胚芽が膨らみ発芽が確認できる。
内部が白濁している。

1ミリくらいの芽が確認できればよい。



自然乾燥


画像は新聞紙に広げただけの自然乾燥 12時間後の状態。

まだ内部は濁っている。

乾燥しきっていないと保存性は悪くなるが、数日内で食べるのであれば充分。(冷蔵保存)
 

乾煎り

きれいな布巾で水分を吸取りフライパンで中火で乾煎りする。木ベラでかき混ぜながらパチパチ弾け出すと火を止める。弾けて膨らむのはやりすぎ。炒るのではなく火を通し雑菌死滅させ乾燥させるのです。

乾煎り後、冷めたら瓶に乾燥剤を入れ冷蔵保存。

画像の様に透明感が出る様になればOK。玄米粉にする場合は乾煎りする。


  いずれも瓶に詰め冷蔵庫へ。出来れば乾燥剤を入れておく。直ぐ利用する場合は不要。

 家庭用真空パック器で密封しました。長期保存用や輸送に最適です。

よく乾燥、乾煎りし真空パックすれば常温保存も可能になる。

画像は自然乾燥5時間のものです。最初カチカチだったのが乾燥が足りなかったのか3日目でブヨブヨに膨らみました。


3:1で炊飯。

真っ赤ジャンで頂く。

真っ赤ジャンはNHKためしてがってんでのレシピです。

私の作り方はブログで
発芽玄米だけで炊飯しても美味しくいただけます。発芽玄米であっても良く噛んで食べないと消化は良くないと思います。発芽玄米を製造販売しているメーカーは白米に1割ほど混合して炊飯をお勧めしているようです。

私は色々な割合を試しましたが、白米3:発芽玄米1 〜で炊飯する場合が家族にも好評でした。逆に白米1:発芽玄米3 の場合など好みに合わせて、胃腸の具合に合わせて混合割合を決めれば良いでしょう。
 
普通の炊飯器で充分。水加減は少なめが良いようです。私の場合、0.9〜同量。ご自分で試してお好きな按配でどうぞ。少量の塩や昆布を入れて炊いてもOK

発芽玄米かゆもいけます。お水6倍〜10倍の範囲で湧いたらコトコト弱火。混ぜないで煮てください。塩味だけで。セリを入れた発芽玄米かゆも美味しいです。


自作発酵器を使った発芽玄米。ここのところ毎日食卓に上がっています。毎日となると少しは知っておかなくてはならない事、気をつけたい事があります。

白米の利点
    白米は米の外皮をきれいに取り去った精米という工程を経て販売されています。
    この工程で大部分の農薬や不純物を取り去る事が出来るようです。 大抵の方は玄米より白米が
    美味しいといわれます。
    玄米食や発芽玄米を否定する方はこの残留農薬や玄米の消化不良について特に言及されて
    いるようです。そこで、

残留農薬など除去の方法
外皮(ぬか)に農薬などが吸着している恐れがある。石、不良米など異物が混入している。
こだわる方は無農薬米や減農薬米を買ってください。ネットでも農家直販サイトもあります。
しかし大変高価なものとなります。私は道の駅などで農家保有米として売られているそこそこの
値段の玄米を購入(10kg¥3,300-)しています。 等級にはこだわらない方が良い。

発芽させる作業の前に新聞紙に広げ不純物、籾殻、青米、白化米など不良米をピンセットで取り除く。
玄米を水に漬け浮いた米を除去。玄米を研ぎ洗い(付着物を落とす)。発芽中も数回水を交換する(35℃)完了時点でもたっぷりのきれいな水で洗う。
洗米と異物除去で残留農薬数値が下がるか?
外国産レモンやオレンジには必ず発ガン物質とされる有害な防腐剤が含まれています。しかし殆ど外皮に付着したものか外皮に浸透したものでも湯がきを数回繰り返すだけで数十分の一以下に除去出来る結果が出ています。マーマレードを作るのにはこれで充分と言われます。
洗米を繰り返す事により、残留数値は下がる事は充分期待できます。
発芽完了後の殺菌と保存
35℃で発芽した玄米は同時に雑菌も繁殖している事が想像されます。乾炒りし冷ましたあと乾燥剤を入れた瓶に保存しましが、冷蔵庫に保存し、1週間くらいで食べきる様にすれば問題は無いと思います。
乾炒りしない場合は太陽光を直接当て乾燥すれば良いと思います。また電子レンジで数分加熱するのも効果があります。いずれも保存する容器も熱湯やアルコールで殺菌してください。
玄米食にはこれらのリスクもあります。しかし、発芽玄米として、上記の注意点を守ればリスクを遥かに上回る健康食といえるのではないでしょうか?私はそれほど神経質に考えなくとも良いように思っています。

発芽により数倍に増加するミネラル、ギャバなどに期待される効果、効能は他のサイトでお調べ下さい。
糖尿病や動脈硬化、リラックス効果など成人病に効くとされています。
私の場合は免疫力の強化、ボケ予防が出来たらよいなどと考えています。
  

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