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■ 滝の焼き餅(風) ■ 阿波徳島市眉山の麓、滝山で今も売られています
阿波徳島、眉山の麓 現在のロープウェイ山麓駅を北の方へ歩いていくと春日神社があります。
その付近の山麓で昔から売られていました。春は桜の名所でもあり、緋毛氈の桟敷席でまさに花より団子でよく食べられていました。また焼き餅屋ではお見合いの席でもありました。お宮で七.五.三のお祝いの後、焼き餅を食べたものです。今も2軒の焼き餅屋さんがなつかしい徳島の味を提供しています。
家内の里が近所でしたので大変懐かしく作ってみました。

徳島市のなつかしい滝の焼き餅です。 和田乃屋の滝の焼き餅

2010/7/11  2010/7/30更新          
材料 12個分
 砂糖40g
 だんご粉(うるち米と餅米の粉)130g
 水85g
 こし餡120g
調理道具.....フライパン
        返しコテ
滝の焼き餅
  1. 砂糖40g、ダンゴ粉130gをボウルに入れてかき混ぜる。
  2. 水85gを少しずつ加え耳たぶの硬さに整える。20gの大きさに12個の丸いダンゴを作る。
  3. こし餡を10gづつ12個の丸いダンゴを作る。
  4. 皮を平たく延ばし中に餡を入れて丸める。また平たく延ばす。
  5. 熱したフライパンで焼く。画像のようにコテで碁盤状に筋目を入れる。本物は菊模様の焼き鏝を使います。
ダンゴ粉で作るとざらつきはありませんが、
  もっちりしていて素朴なおいしさです。
本物は今でも石臼で粉を挽くようです。
   うるち米ともち米をミルサーにかけて作ってみました。
   ざらつきがあり本物に近づいた感じになりました。 
フライパンで焼く前に少し寝かす、電子レンジで軽く
  チンするともっちりがよく出ます。
市販の餡は甘すぎますので、梅肉をいれるとさっぱり
  しておいしいです。
  白砂糖ではなく阿波和三盆を使うそうです。
最近は抹茶味などバリエーションがあるようです。
 撞いた餅を焼いた感じに作りました。

焼く前に電子レンジで加熱すると、柔らかなお餅を焼いた感じに出来上がります。

画像はだんご粉と玄米粉50%のものです。電子レンジで
焼く前に全部を1分30秒程加熱しました。
ざらつきは全く無く生地に透明感があり、撞きたての餅を焼いた感じになります。あまり焼かなくても火が通っていますので丸餅でもたいへんおいしいです。そのまま食べても。

 生地だけをレンジで加熱しながら水分調整しながら捏ねると羽二重餅の感じにも出来上がります。お試し下さい。

やわらかさが時間をおいても長く続きます。
抹茶やヨモギを入れると、また変わった味が楽しめます。

 
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