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 ■ 【何時でもナビ】 超簡単、サブバッテリーに乾電池  再起動防止、キーオフでもナビ使用
 
この記事の最新版があります。【何時でもナビ】Ver04
  
 サブバッテリ不用!究極の 簡単【何時でもナビ】
 
     再起動防止が一番の目的ならこれ!
     キーオンIG位置でナビ起動するよりIG電流がゼロでナビ消費電流だけなので省エネ
ナビが再起動する原因  

@ カーナビはACCを電源スイッチとしている機種が殆どですのでキーACC位置でナビが起動してもセルオン時は通常ACCはオフになるのでナビも落ちる。エンジン起動後再起動してしまう。・・・・・・・・これは大多数の車の標準的仕様です。
A アイスト車でアイスト時ACCオフになる仕様があるらしい。・・・・・ちょっと考えにくい車両設計?
    ACCオフにはならなくてもエンジン再起動で再起動する。・・・・クランキング時はACCオフで当たり前?
B バッテリー寿命などで常時電源がクランキング時異常低下し再起動と同時にメモリーリセットされる
C これ以外にアイスト時再クランキング時常時電源(バッテリ電圧が異常低下)が常態的に発生する。
    短時間の常時電源オフでリセットがかかる事はない様に思うけれど。
    取付不良アースなど配線の接触不良 など 様々です。
    実際はクランキング後のACC&常時電源電圧低下が原因で再起動が発生する場合はクランキング中の
    電圧補償(サブバッテリに切替)だけでは対策にならないケースもある→注:電圧重畳方式で解決の事例もある
対策は?

@A についての対策はナビACCが途切れないように12Vを加えてやる事により解決します。
B、は論外でバッテリ交換が必要 
C
当たり前に電圧が低下する車が実際に存在するようです。
   
メモリーリセット(初期設定に戻る)するかしないかで切り分けできます。
   その為には電圧補償をする必要があり昇圧回路を内蔵した市販品が実存します。"バッテリーアシスト"で
   検索すると出てきます。 サブバッテリーを使用し簡単なダイオード重畳方式で対応できます
 どのシーンで再起動や停止が発生するのか調査する必要がある。
D オルタ停止する最近のエコ車では補機バッテリ、サブバッテリを搭載し対応しています。

今回乾電池版の保有機能

〇ACCバックアップによる再起動防止
〇エンジン停止キーオフ時のナビ起動。
〇キーIG位置でナビ起動すればIG電流が数アンペア流れるが乾電池起動ではナビ消費電流のみとなる。
×エンジン停止時も起動出来る様になるがメインバッテリ消費します。

ナビの必要とするACCは信号源ですから乾電池で電圧補償してやるものです。 サンヨーSSDナビNVA-GS1410DTでのACCの消費電流を測定すると1.5mA程度でした。他、HDDナビでも同等レベルの様です。(HDDナビでの動作は未確認)
走行用バッテリーに余裕があれば再起動防止だけでなく、キーオフ時でもカーナビを起動し、ルート設定なども可能となります。車中泊時のテレビ視聴なども可能となります。

この回路で動作しない、又は限定的な制限などの可能性のあるケースは
  • ACCから大きな電流を消費するタイプのカーナビ ×ポータブルナビ→乾電池がすぐ上がる
     余程旧型のナビで無ければ大丈夫?
  • カーナビACC経由配線のリアモニターやリアカメラ、ETC機器使用不可→乾電池がすぐ上がる 別配線とする事。
  • 常時電圧が低下するケース..............バッテリ寿命又はそれに近い場合はスターター回転後再起動してしまうかも。
    ハイエースなど12Vディーゼル車のクランキング後再起動には多分無理。
      常時電源はナビメモリーバックアップの為セルモーター回転時間程度では消えません。
      この対策はサブバッテリーを使用し簡単なダイオード重畳方式でも対応できます
  • この回路で再起動する場合、常時、ACCの電圧を測定して下さい。
  • あくまで再起動防止に限定。キーオフ中にナビ起動は短時間にしないとメインバッテリ上がりとなる。
難易度4:★★

2013/12/09 新規記事 2015/01/14検討回路追加
検討回路です。

最低限これだけの部品は必要です。
SWオン時乾電池消費電流1mA以下。
ナビは常時電源からほぼ100%消費電流が有ります。

これで再起動防止も可能となる。
(ナビのメーカー種類に依存)
エンジンオフでも起動可能となるが
長時間SWオンするとバッテリ上がる!
がSSDナビなどでは音量小で1A程度なので数時間はナビやテレビを視聴可能となる
左図が実際の回路

 キーオフ時やIGNオン時はACCは通電されませんのでナビは起動せずセルオン時は再起動する事になります。

そこでACCに電圧を印加するとナビは起動します。ナビ本体のACCはACC電圧検出にしか使用していません。検出用途ならサブバッテリから殆ど電流の消費はありません。(実測1.5mA

なので左図の様な回路でも再起動防止用途やメインバッテリに余裕のある間には充分実用になるのです。特に消費電流の少ないSSDメモリーナビにはお勧めです。
 "ダイオードIN4007は逆流防止。"
注:クランキング時、常時電源電圧降下による再起動が原因の場合は効果がありません。(外車アイスト車、ディーゼル車)
【何時でもナビ】乾電池版 組み立て 下部の両端ギボシがナビ本体直後ACCの途中に挿入します。

クワ型端子はナビのボデーにアース取り付け。スイッチは電池ボックスに付いていますが、恒常的には運転席ダッシュボードにロッカースイッチなどを付ける。

LEDのSW表示はLEDの消費電流が問題になります。エーモンロッカーSW1290,1291は20mAとの事。目視可能な光りでよいのであれば回路図の10kΩで1mA以内です。
単3 8個SW付きケース 1N4007
【何時でもナビ】乾電池版の接続テスト ナビを引っ張り出し、ACCラインに挿入したところ。

赤い線がACC。
起動時ACCに流れる電流値を計る。10mA以内だとこの回路で問題なく動作可能と判断できる

配線の後処理には要注意!

特に奥の左右ガイド金属板には配線を絡ませない事!ショートします!
【何時でもナビ】充電池Ver02 未検証ですが。
少し、改良してみた回路です。

ACCバックアップが9.6Vではいけないかもしれませんが信号切替だけなら大丈夫かと思われます。9.6Vは百均の充電電池8個を使用。エンジン起動中にフローティング充電。旨く行けば電池交換不要かも。

9.6Vの意味は10個入るケースが無い為。駄目なら2個入りケース追加し10個で。
この記事を見て製作された方是非ご意見、ご感想をお寄せ下さい。
考察
  • 今回はACCに乾電池を使用しましたが実用的とは言えません。
  • クランキング時も含めて安定した12Vを供給するにはサブバッテリーが必要になります。
  • サブバッテリを使用しても切替時の変動を確実に抑える事は余程回路的に検討が必要です。
  • 要点としては電圧を安定化して、クランキング時など切替時も高速切替でナビに供給する事が必要です。
  • 電圧低下を保証するには昇圧機能を有したDCDCコンバータを使用するのが最適であると思います。(スイッチングノイズ除去が必要です)
  • 【何時でもナビ】SWオンの時乾電池の消費電流はLEDと合わせて2mA以内。
参考に
    常時電源にはSSDメモリーナビで1.6A程度(NVA-GS1410DTの場合) 、HDDナビでは4A〜5A程度消費します。
    市販のナビ全てに適合するとは限りませんが、ACCが信号としての扱いであるナビだけです。(大多数)
    常時電源電圧も一緒に低下する事が再起動の原因ともなりますが大抵ACCを保障してやれば回避できるようです。
    (相当古い機種以外はACCには電流は殆ど流れない様です) ブログにも資料紹介
【何時でもナビ】他にも多種バージョン作りました一覧表はこちら


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