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■ 【何時(いつ)でもパワーウィンドウ】NFET版    画像はリモコン付きフルセット
 2024/10/01〜2024/10/08更新 リモコン形状変更
モニター販売コーナー
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 初版2013/03/11  
【何時でもパワーウィンドウ】とは
エンジン停止中の車中泊時、駐車中などで窓開閉が自由に出来ない!
これを解決するのが、当サイトオリジナル開発の【何時でもパワーウィンドウ】機能追加の電子工作DIYです。
このDIYは電装回路の改造やサブバッテリー等必要とせず、室内ヒューズボックスでのヒューズ差替えのみです。復元も簡単です。
  • キーオフ後は運転席側のみエンジン停止後遅延タイマー機能で一定時間操作可能ですが以降は全窓開閉不可能になる。
  • 【何時でもパワーウィンドウ】とはキーオフ後でもパワーウィンドウスイッチの操作が一定時間(タイマー動作)可能とする機能です。
  • 従ってキーオフ後では30Aヒューズへ逆流防止しながら電源挿入すれば動作可能になりますが直結動作はバッテリ上がりなど危険性があります。
  • 逆流防止無しで直結するとタイマーオン中は上流のIGN系(イグニッション)に通電され、メインバッテリを消費します。キーをACCオンに回した状態と同様になります。逆流防止条件です。
  • 取付はヒューズボックスのヒューズ差替えとボデーアースのみ。超簡単取付です。
  • PWヒューズは1個から4個、ドア毎など車種で違います。ヒューズ形状も1個の物は30A角型。大半は低背。旧車ではミニ平型も。
  • エブリイなどスズキ系とダイハツの軽のPWヒューズは30A角型ヒューズで全窓ひとまとめです。デリカD5等普通車も採用している車種も有り。稀に30A角型マイクロヒューズを採用したホンダ車もあります。
  • 何故タイマーで使用制限しているのか?
    重要な事が二つあります。幼児がいじる安全対策と、ダイオードによる逆流防止は漏洩電流があり他の車載機器の誤動作を発生させる可能性があり、最小限の通電時間としています。
  • 逆流防止ダイオードのデメリットは順方向電圧降下がSBDの場合0.3程度あり、消耗したメインバッテリではPW開閉速度が遅くなります。SBDは微小な逆方向漏洩電流がある。
  • このヒューズボックス差し替え方式では対応不可の車種も有りますので下方で対応車種を確認ください。
  • 以上をまとめると、【何時でもパワーウィンドウ】はメインバッテリ常時電源から供給されます。その為連続通電されたり他の電装が動作しない様に逆流防止回路、タイマー回路、待機電流をほぼ零にするなどの回路設計を行い、改良を重ねています。
FET版の特徴は? 回路部品構成
  • リレーを使わない独自回路開発、超低オン抵抗Nch-MosFET採用、オリジナルハイサイドスイッチ回路、超低損失発熱がありません。
  • CmosタイマーIC採用可変10秒〜130秒(初期設定は50秒前後) 。 回路の待機電流,消費電流が無視出来る程度まで抑えました。
  • SW配線が踏付けショートしても動作しないだけ。回路部品は故障しません。フェイルセーフ設計です。
  • 押釦スイッチ(モメンタリSW)と基板(タイマーとパワースイッチモジュール)、電源取出しヒューズタップ、PW電源挿入は逆流防止アダプター4点のキットで構成されます。
  •  その他開発経緯や部品変更などブログ記事に掲載
一言ご注意 YouTubeでも見かけます。
 常時電源と直結するだけで簡単にパワーウィンドウは動作出来る様になります。
この改造をするとバッテリ上がります。PWヒューズに直結するとPWを動かさなくても直結する事により他の電装機器に通電されます。PWモータ制御回路の消費電流、FANスイッチがオンであれば通電により数時間でバッテリが上がります。その他思わぬ事故や火災の危険があります。
取付け作業 ヒューズボックスへの配線とアースのみで簡単取付可能ですが下記取付順が最適です
  取付、取り扱い説明書はこちら  Q&A 取り扱い説明書はこちら
  電源取出しヒューズの確認は検電器で行って下さい。エーモン製検電器
@ バッテリマイナス線を外さず.外さず行う場合は下記順番で厳守して下さい!
A 電源取出し部とPWヒューズを抜いてください。
(ホンダ車など複数分岐は1窓毎に)
B 配線順は先にPWヒューズへ2本、次に電源取出し側の順に!テーピング保護しながら。
C ボデーにアースを確実に取り付ける。ボルトナットを使うのが便利。
D この状態で(SW配線未収納)スタートボタンを押して動作確認してください。
    取付後まれに勝手にLED点灯する場合がありますが、1分程待ちLEDが消灯後テストして下さい。
 先に常時電源取出しを差し、PW配線が他の金属部に触れると基板を破壊する場合があります。!
 注意 取付時上記の取付手順を無視すると基板を故障(FET、逆流防止ダイオードをショート破壊)させる場合があります。
【何時でもパワーウィンドウ】追加機能、オプション 
適合車種・動作状況 軽四はほぼ適合
  • スズキエブリイ、スペーシアベース、ハスラー、ウェイク等ほぼ全車。標準仕様はエブリイDA64 DA17系、ヒューズボックスの
      電源取出しは低背20A_D/Lヒューズ、電源挿入は角型30A_PWヒューズ差替えだけの簡単取付です。
        DA62Wは電源取出しはミニ平型。
  • ダイハツ系タントLA600S,LA660S、ウェイク、アトレーS331G他・ほぼスズキ系と同じ標準仕様で動作。ダイハツの現行車種はPWヒューズがミニ角型です。
  • ホンダ車 電源取り出しヒューズ低背、PW電源挿入ヒューズ低背
  • トヨタ車ではPWヒューズではなくGAUGEヒューズに挿入可能ですが、ノアDBA-ZRR70Gなど他機器ファンモーターなどがオンであれば逆流します。
        短時間通電なので大きな問題は無い様ですが自己責任で。
      トヨタ、ピクシス、メガGターボ3BA-LA700A、他ダイハツOEMは動作可能車種多い。
       
  • 日産車 スズキOEMは全て可。  ルークスML21S、
      PWヒューズがエンジンルームにある車種は配線引き回しが困難です。取付、動作報告実績はありません
  • 三菱デリカD5動作不可
      お問い合わせが多いですがスズキOEM以外は動作不可の様です。(PWヒューズへ通電されるが、)
  • HV、PHV、EV車などエコ車は動作しない。 (バッテリー系統やPW通信方式が異なる為?)補器バッテリバックアップすれば可能と思われる。
  • その他お問合せ下さい 動作可能かどうかのチェッカーを作ってみる
 【何時でもパワーウィンドウ】 現行一覧  シリーズ一覧開発履歴&解説
 【何時でもパワーウィンドウ】回路動作この項はその他の説明です。読み飛ばしても構いません
  • 車両の仕様でキーオフではパワーウィンドウは動作しない設計となっているのは安全面、バッテリ消耗などの理由によります。キーを抜いても遅延タイマー機能により運転席側のみ一定時間動作する車種は多くあります。
  • 当サイトにて改良試作を重ねて作った【何時でもパワーウィンドウ】FET版は常時動作ではなく、タイマー動作としました。タイマー動作中はパワーウィンドウ以外に電圧が印加されることが無い様に逆流防止回路経由して挿入します。
  • 【何時でもパワーウィンドウ】の必要のない通常時は【何時でもパワーウィンドウ】基板に通電通過はありません。但し、通常時に於いても逆流防止回路には通電されていますのでその配線ロス、ダイオードによるロスは発生しますので操作は1窓毎に制限。
     (2窓以上同時操作で15Aヒューズによる安全保護と致しました。)
  • 安全面やバッテリ消耗などを無視して常時電源と直結すれば動くようになりますが、単純な直結は危険です。
     
    上流電装機器に逆流が発生しバッテリ上がりになる等トラブルのとなります。
  • 【何時でもパワーウィンドウ】FET版は待機時消費電流が無視出来る値となるCmosターマーICを採用しています。回路動作電流も2個のLEDの電流値が増加する程度の3mA程度です。
    無線ワイヤレスの場合は受信モジュールの待機電流が最大7mA程度となります。
  • 当サイトの【何時でもパワーウィンドウ】はキーを抜いている時、パワーウィンドウ回路のみ通電され省エネとなります。キーオン時の場合はナビなどACC機器やエンジン点火系統へも通電します。ナビはSSDナビ1.6A、HDDナビ5A、エンジン点火装置は5A〜10Aも消費します(エブリイの場合で他車種は未調査)  
  • 逆流防止機能無しではIG系のブロワファン、ワイパー、ウォッシャー、シートヒーター、デアイサーデフォッガーなどにSWオンでは通電されます。 (エブリイの場合で他車種は不明)  (上流のIG電源に逆流する為)
  • "パワーウィンドーの何時でも化" は常時電源との直結SW追加するだけ!と簡単に言われる方が多くのHP上で見られます。SWを切り忘れると大事なバッテリーが直ぐに上がります。他の電装機器にも数アンペア通電されてしまうからです。 挟み込み事故の危険性があります。
    他の電装が動作しない様にPWにだけ給電の為の逆流防止は必須です。(バッテリマイナスに電流計をいれると確実に確認出来ます。)
  • タイマー基盤は12V車用に足元LED照明のタイマーユニット、タイマースイッチなどに応用できます。10Aまで使用可能。リレーレスなので基板、リレーの消費電流もほぼゼロです。 設定時間は35秒〜150秒半固定可変できます。
  • スタート握り押釦、オーム電機製は内部にLEDを入れると釦全体が光ります。パナソニック製握り釦は小型、LEDを入れましたがボディーは光りません。押釦固定式にも簡単に変更出来ますスマートな埋込型モーメンタリSWも使えます。
  • わざわざキーオンしてPWに通電するよりIGN系に通電されないため省エネになります。
 仕様、制限事項・など
  • タイマー動作時間: 基板内半固定VRにて半時計回り一杯で約10秒〜右一杯回すと150秒可変(動作時基板、押釦のLEDが点灯)
    初期設定は40〜60秒 (又は時間3点設定10秒、50秒、180秒)(SW連打しても延長はしない)
  • 回路待機電流:0.65mA・リモコン装備では使用する受信モジュールの違いで待機電流3.2mA〜7mAの範囲のバラツキ有り。タイマーオンでもPWスイッチで窓開閉しなければバッテリもほぼゼロ。PW時はエブリイで1窓5A程度ですがオートストップで10A位瞬時に流れます。
  • 操作制限: 複数窓同時開閉は禁止(通常時でも)。1ドア毎操作。(追加配線による安全の為ヒューズを15Aとしています)
  • 電源取出しヒューズタップ形状は低背 旧車では平型ミニも有ります。DA62Wなど
  • PWヒューズは角型スローブローヒューズ ←軽4では標準的
     軽4以外は低背、ミニ平型を使用する場合が一般的。確認の事 ホンダ車N-BOX等は低背ヒューズ
  • 発熱は待機時はゼロ。動作時も殆ど無いタイマー動作制限なので密封しても問題ありません。
  • 設置場所; 基板は室内ヒューズボックス近辺、操作ボタンは最大2.5m迄(延長や、複数設置も可能)、ワイヤレス版有り。
  • FETスイッチ容量:最大負荷は15A程度(ヒューズにて制限される)で電圧降下はNchで0.05V
  • HV、PHV、EV車などエコ車は動作しないか誤動作もあります。 (ECUネットワーク接続の車) 設置される場合は他機器が動作したり動かなくなったりしないか十分な確認検証をして下さい。
  • SWはスマートな埋込型モーメンタリSW、 無線ワイヤレス版も追加。
 安全事項について ・必ずお読み下さい。 
  • 挟み込み事故対策
    • 幼児のいたづら防止対策は中継コネクターで押釦ケーブルを簡単に抜く事が出来る様にしました
      幼児にリモコンをおもちゃに持たせないで下さい。ブログにもいたずら事故防止対策掲載
      ウィンドウロックスイッチも事故防止になりますが運転席は除外されています。
    • タイマー式限定動作とは言え、危険性は無いとは言えません。車内で幼児一人で絶対に遊ばせない
    • 車両標準装備でウィンドウロックスイッチが有りますが、運転席は除外されていますので中継ソケットを外すのがより安全対策になります。
  • 逆流防止回路によるIG系動作防止。多数窓同時操作禁止、15Aヒューズで制限操作
  • ケーブルは微小電流動作設計なので踏みつけショートしても安全。
  • バッテリ保護は短時間タイマー動作と逆流防止。エンジン停止後のキーオフ強制動作より遥かに優しい。 独自のNFET駆動回路によりタイムリミッター動作となる。
  • 以上の安全設計により車両電装に与える悪影響はありません。
     (但し取付時のショート、取付後の配線ショートなど取付に起因するヒューズ断などは考えられます。)
  • 故障パターンで常時オン状態(FETがショート、逆流防止がショートとなる場合)は使用継続せず、至急修理して下さい。
 部品表  PDFファイル  旧タイプ
参考:ハイサイドFETSWによる電圧降下と逆流防止ダイオードの電圧降下はRev06からFETは低オン抵抗2mΩのNchFET LFPAKタイプを実装しました。基板実装FETの発熱はほぼ無い。電源挿入逆流防止ダイオードは0.5V程度の電圧降下があります。ダイードの発熱は8A通電時温まる程度であるが短時間の通電でありミニサイズの3mmアルミ板に取り付ける。
 【何時でもPW】N-FET版回路構成パーツの説明 WPW01_Rev02 回路図、基板は改良により変更する場合があります。
全回路図  

50*39基板 超低待機電流回路採用 フェイルセーフ設計
 待機時通電している受信モジュール、555IC、5VAVRはCmosICチップを使用。AVRはHT7350-Aを採用超低消費電流ですがショート保護が無い為RXモジュールに異常があれば同時故障となる(制限抵抗有)。上記定数は参考値
 LFPAK Rds2mΩ以下超小型Nch FETを採用。NchFETをハイサイドスイッチとするにはゲートドライブが問題となります。オリジナル駆動回路を独自開発採用。汎用4ch受信モジュールを基板に内蔵。リモコンはA釦。空いた釦は【何時でもナビ】、MSPSWなどの操作に設定可能になります。
タイマーICは待機電流が少ないCmosタイプで耐圧が18Vを採用。パルスノイズ耐性対策、NchFET駆動回路、ターンオフ回路追加。C4,D1はローリークを使用する。
SW無し、ワイヤレスリモコンだけでも問題ないと思いますが有線スイッチがあると2名での操作や、車外からの操作でLED照明点灯も可能になり利便性が広がります。
リモコン増設も可能です。 基板は小型ケース、厚手ポリ袋などに入れて絶縁処理する。
【何時でもパワーウィンドウ】FET版、ワイヤレス受信モジュールもオンボード。Chは1に固定変更も可能。非ラッチモードはワンプッシュ。クリアは8回連打。
 タイマーを3段階に半固定の基板
初期設定は55秒とします。

左のジャンパピンを抜くと受信モジュールはオフとなり3.5mA節電となります。リモコン不使用時、長期不使用時に抜く。
2025/02/01〜
LED照明にも分岐をお勧めします!
タイマー動作中の室内照明にもなります。T型分岐圧着端子を使ったものです。車中泊時真っ暗で探し物などの時や、トイレに起きた時。ちょっとだけ照明を灯けたい時など便利です。外部照射で防犯にも、リモコンで車外から点灯出来ます。
注:スタートボタンは複数分岐分配可能ですが、誤動作の恐れも出てきます。短く必要最小限で。画像のオーム製丸釦、パナ押釦も製造終了廃版。
 ★埋込型押釦スイッチ 
内装パネルに穴開け必要です ・操作ボタン複数並列設置も可能
埋込型金属ボデー16φ1mモジュラケーブル付き
運転席側のセンターピラーに取付 右側アシストグリップ下側に取付けがお勧め。車外からも手をまわして操作可能です。
 ★★★★★ 更に便利なアイデア
 2名乗車時には右ピラーは操作しずらいので左ピラー部にも分岐すると完璧です。さらにリモコンがあると便利な使い方も出来ます。
追加したLED照明に分岐すると真っ暗な夜間タイマ照明として、トイレ起きた時、外部からリモコン操作で自車位置の確認出来る。(到達距離数十メートル)
運転席後部窓にも網戸FANを取付けています。ウィンドウガラスを途中まで開けたり閉めたりなくてはならないものです。  
 画像は札内川園地キャンプ場にて。後席左側のレイアウトに

 幼児のいたずら事故防止には中継ソケットを抜く。有線スイッチは取付配線しない(リモコンのみとしてリモコンおもちゃにさせない事)。
スイッチ(モーメンタリ型スイッチ・タクトスイッチ)です。押すとオンオフになるタイプ(オルタネート型スイッチ)は使用不可です。メタルボデー,ネジ直径16mm,LED無極性型内蔵各色12V用,釦はフラット又は凸型。
ケーブルはテレホンケーブルRJ11 1mを直接SW端子に半田付け。プラグは6P4C又は 4P4Cを使用します。モジュラプラグは良質の物を使用する事。
SWケーブル自作する場合SW、LEDの区別などテスターで導通確認してください。
車両へのSW取付 図の穴あけ位置確認はアシストグリップ下側の内装カバーを外した状態でSW収容空間を確認する事。
穴開け工具: タケノコドリル

取付された方がモニター報告、YouTubeに動画投稿各種リモコン接続についてはブログ記事を参照 参考:パーツリスト
無線ワイヤレスリモコン
押釦配線無しで設置可能ですがリモコン紛失や故障時の為にも押釦併用をお勧めします。
ワイヤレスリモコン概略仕様・受信モジュールを内蔵
  • 送受信は無線 315Mhz、A釦モメンタリモードで使用。2chでMS-PSWと共用可能です。4ch受信モジュール採用。ペアリングが必要
  • 使用ユニットの詳細  リモコンユニット 受信モジュール 1527コードを使用しています
  • このリモコンの電池は12V CR23A(機種により相違)
  • 受信待機電流はタイマーFETSW基板1mA+受信モジュール4mA〜8mA(使用モジュールで相違)
ペアリング再設定は受信ユニット基板内のタクトSWを短押し、基盤内のLEDが点灯するのでリモコン釦を短押しするだけでペアリング出来ます。オールクリアは8回連打。A釦が【何時でもパワーウィンドウ】専用。はB釦は【何時でもナビ】ナビ、MSPSW。
電池消耗などでリモコン操作が出来なくなった場合はモメンタリSW、押釦SWで操作可能か確かめる。リモコンだけ操作不能の場合は電池が消耗していないか確認。40*52 2024/10/01〜
新種4chリモコン 30*54 電池は12V A27 青色は保護シート
ブログ記事で詳細説明 A釦を使用します。
空いているボタンは様々な機器のリモートに使用できる。
2025/02/12〜選択可
電源取り出しヒューズタップ
 左記の低背ヒューズタップを標準使用します。
 旧車ではミニ平型も使用されています。D/Lヒューズ20Aから取り出しが最適です。(D/Lドアロックは常時電源です)
エブリイヒューズボックスは内側が常時電源側なのでリード線がケースの外側になる様に差し込みます。
リード線方向を逆に差しても動作しますが、【何時でもパワーウィンドウ】の操作とドアロックを同時に操作したりするとD/L20Aヒューズが切れる事が予想されます。
他車種では検電器で常時電源を探し、該当ヒューズを抜いて点灯側が常時電源です。
PW挿入逆流防止アダプター
軽自動車の殆どのPWヒューズはエブリイと同じ角型30Aヒューズなのでエブリイと同形状ですが形状確認してください。
 PW逆流防止ヒューズユニットを作る
逆流防止無しだとIG系に通電し、ヒーターファンなどが動き、無駄な大電流を消費します。短時間でバッテリ上がりが発生する。直結して動いたからOKとするのは危険です!
左図はエブリイ等の30A角型ヒューズ用で平型端子を使います。
逆流防止ダイオードは大容量、低Vfが必要です。
 図のダイードにはアルミチップ放熱していますが6A連続状態でも40℃くらいにしかなりませんMBR6045WTの場合は通常使用でヒートシンクは不要です。但し同時2窓操作は避ける事。電流制限は15Aヒューズとしています。通常時でも極力同時操作は避けてください。
殆どの軽 4ドア一括30APWヒューズを使用しています。

逆流防止は以下の様に低背、ミニ、ミニ角型などに対応します。
DA17W/V へ取付例
PWヒューズも極性を間違えない様、突起のオス端子にしっかりカチと言う迄、差し込んでください。簡単に抜けない事を確認してください。
注:ずれて差し込むとヒューズ端子がショートし逆流が発生します。
注:電源取出しヒューズタップのリード線の向きが下向きでも動作しますがドアロックヒューズが飛びやすくなります。
注:電源取出しヒューズタップがRRDEFでも動作しますが25Aのヒューズに交換して下さい。
ダイハツアトレーなどのマイクロ角型PWヒューズを配線加工したもの
PW逆流防止ユニット・ マイクロ角型平型187ファストン端子としても良い

PWヒューズがエンジンルーム内にある時は絶縁処理、防水処理が難しく取付は無理かと思われます。
 上記マイクロ角型逆流防止ユニット をヒューズに挿入 (実際とは異なります)
 ホンダ車などではPWヒューズが窓毎に複数あります。逆流防止ユニットを複数使用します。極性を合わせないと他の窓が動作したり、エンジン起動時PWが動かない状態になります。アースは最初の窓テスト時に接続します
窓毎にヒューズを抜いて逆流防止ユニットを挿入し動作確認が必要です。この時他のPWヒューズ一度に抜いては動作確認できません。
運転席後部→助手席後部→助手席→運転席の順で確認が必要です。この時未挿入のユニットはテープで仮絶縁する事。が開閉動作する事を確認した上で次のユニットを挿入してください。(金属部に触れてショートさせない)
ホンダN-BOX JF3/JF4
5番リア運転席側
6番リア助手席側
電源取出しはイージードアクローザから
PW挿入は同じ向きで無いのが正解です。内部結線が同じではない為。
備考:JF5、JF6 も同じです。
 ヒューズの取説ページはこちら

低背タイプ、ミニヒューズのPW電源挿入としてヒューズ加工
 ヒューズを断線させ角部分を斜めカットしリード線を半田付けします。エポキシ樹脂で固める。垂れない様に。
下側の平型ミニタイプは低背ヒューズホルダーに差込めます。その逆は差込出来ません。リード線取付加工は平型ミニタイプが楽です。
ホンダ車などのPWヒューズは低背ヒューズで窓毎に有ります。一部旧車では左右毎に有ります。 極性を色分け します。
加工半田付けは難易度が高いので市販品の延長ヒューズホルダーを購入しても良い。延長ヒューズホルダーセットアマゾン
2分岐 PWヒューズで低背タイプのヒューズですがミニヒューズを差す事が出来ます。ミニ平型ヒューズでの加工が楽です。4ドア対応するには4つ分岐が必要です。
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注意事項、備考: Q&Aは取付説明書も見て下さい
  • 取付時タイマーが勝手にスタートLED点灯している場合がありますが設定時間終了する迄待ってタイマースタートテストして下さい。
  • 操作制限 通常時でもパワーウィンドー開閉は1ケ所毎とする。2ケ所以上同時操作では安全の為ヒューズが飛びます。複数同時操作すると大電流が流れ、追加した配線や部品を安全に保護出来ない為です。
  • 挿入するPWヒューズソケットの向きにご注意下さい。通常時動作すれば、【何時でもパワーウィンドウ】時も動作します。動作しなくても壊れる事はありません。 通常時(【何時でもパワーウィンドウ】タイマーオフ時)動作しなくなったらPWヒューズへの端子極性向きを差し替えて下さい
  • この追加機能は子供のいたずらなどで挟み込み事故の危険性が増加します。押釦ケーブル途中の中継アダプターコネクターを外すなどして十分ご注意ください
  • 取付順は @PWヒューズ端子に向きを確認して挿入A電源取出しヒューズ向きを確認して挿入。Bボデーアース接続Cタイマースタート
  • 配線取付時には勝手にLED点灯しタイマースタートすることがあります。この時FETが完全オンしないのでPWを操作するとFETが破壊する場合が考えられます。タイマー終了を待ってテストして下さい。
  • タイマー基盤の絶縁処理はケースに入れる、厚手ポリ袋に入れるなどの処理をして絶縁防水処理をして下さい。エンジンルームには設置不可。
  • 操作ボタンの複数設置は誤動作、故障の恐れも増加します。最小限にして下さい。
  • 発熱:パワーウィンドーを操作時連続で操作を続けると逆流防止アダプターダイオード、FETが発熱します。1分程度は何ら問題はありませんが長時間の連続操作は発熱し、焼損事故の恐れもあります。遊ばないで下さい。大電流で他の用途に使う場合ご注意下さい。
  • 【何時でもパワーウィンドウ】ではPW回路モーター電流のみ消費し、他に電流が流れず省エネです。通常エンジン停止からパワーウィンドーを操作しようとするとキーを差し込みACC位置で動作させますがPW以外のイグナイター回路電流などを消費します。(DA17/64の場合)
  • 上記動作確認車種以外では逆流が無いが必ず検証して下さい。
  • 元々運転席パワーウィンドウはキーを抜いてから2〜30秒間動作します。(キーオフディレイ機能)【何時でもパワーウィンドウ】のタイマー終了後も同様にさらに2〜30秒動作します。PWキーオフディレイについては最近の車には殆ど装備されています。
  • 待機電流について
    リモコン無しでは0.5mA程度でゼロに近い。リモコン仕様では受信モジュール消費が最大7mA程度となります。TC20C走行充電器やカーナビの待機電流とほぼ同じで問題はないと思いますが、長期(3カ月以上)乗らない場合は時々エンジンを10分程度は回す様にして下さい。メインスイッチを設置する程の懸念はありません。
  • 取付事例に自分の車種が無い場合
    事前相談ください。駄目でもLEDなどのタイマー照明などにも流用、応用可能です。
読者からのレポート取付例のご紹介 他にもレポート頂きモニタ報告ページに掲載しました
DA17V JOIN
DA17 V MTターボ。
DA17W
フリードプラス設置取付動画

ステップワゴン、オデッセイ、VEZEL、NBOXなどホンダ車も対応可能車種があります。ホンダ車は窓毎に逆流防止の分岐が必要です。
後記:
 単純な直結動作ではなく、タイマーを備え、大電流逆流防止回路、取付簡単ヒューズ差替え方式、タイマースイッチはスマートな埋込型LED内蔵スイッチ、更にリモコンも装備し、独自設計によるNchFETSW駆動回路を採用しています。
10年以上熟成した【何時でもパワーウィンドウ】となりました。これ迄未熟ながらご愛用頂いた方々に感謝申し上げます。
関連リンク
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