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何時でもパワーウインドーTR版 Ver03 車中泊便利アイテム キーオフ時全席時限開閉可能。
 初版記事2013/10/01  2019/01/13 最終更新2024/01/05
この記事より高性能版もあります。【何時でもパワーウィンドウ】Ver05-FET版
TR版は【何時でもパワーウィンドウ】機能がローコストで実現できる、シンプルイズベストです。
 
  モニター販売コーナー新設  取付説明書   モニター報告
 
車中泊時など駐車中などで窓開閉が自由に出来ない!
これを解決するのが、【何時でもパワーウィンドウ】機能追加の電子工作DIYです。
このDIYは電装回路の改造やサブバッテリー等必要とせず、室内ヒューズボックスでのヒューズ差替えのみです。復元も簡単です。
  • キーオフ後、パワーウィンドウはキーを挿してON位置まで回さなければ動作しません。
  • キーオフ後は運転席側のみエンジン停止後遅延タイマー機能で一定時間操作可能ですが以降は全窓開閉不可能になる。
  • 【何時でもパワーウィンドウ】とはキーオフ後でもパワーウィンドウスイッチの操作が一定時間(タイマー動作)可能とする機能です。
  • エブリイなどスズキ系とダイハツの軽のPWヒューズは30A角型ヒューズで全窓ひとまとめです。
  • 従ってキーオフ後では30Aヒューズの前に電源挿入すれば動作可能になりますがこの直結動作は様々なトラブル発生になります。
  • 直結動作はIG配線系統に電気が供給されてしまいます。IG系はイグニッション系FANなど通電されると最低でも3〜5A程度流れ、バッテリが上がってしまいます。この対策が必須となります。
他車種の場合  大半、ホンダ車NBOX、トヨタノア/VOXY などは前後まとめ、又はドア毎に複数のヒューズがあります。
  • トヨタ車例、電源挿入はPW/RL PW/FLの前後2つですがここではなくGAUGEヒューズの様です。
  • 但し、ヒューズボックスの電源挿入だけでは逆流により他の機器が動作します。
  • 大半の他車は取出し、挿入ヒューズはいずれもエブリイと同じ低背ヒューズです。旧車はミニヒューズが多い。
  • ミニヒューズ採用は旧車。低背ヒューズホルダーにミニヒューズを差す事は出来ますが逆は不可能。
【何時でもパワーウィンドウ】開発履歴Ver一覧、機能一覧 リモコン有無バリエーション有り 【何時でもパワーウィンドウ】各Ver共通の特徴、解説 (DA64Wの場合)
  • 逆流防止回路採用。【何時でもパワーウィンドウ】化するとキーを抜いている時、パワーウィンドウ回路のみ通電されますので省エネとなります。ナビなどACC機器やファン、エンジン点火装置へは通電しません。
    ナビはSSDナビ 1.6A、HDDナビ5A、エンジン点火装置は5A〜10A消費します 
  • 逆流防止機能がなければブロワファン、ワイパー、ウォッシャー、シートヒーター、デアイサーデフォッガーなどにSW入っていれば通電しバッテリ上がりの原因になります。
  • 基板、配線などの設計容量は安全の為10A程度としました。15Aヒューズで保護。従って窓開閉は複数操作すると電源取り出し側追加ヒューズ15Aが飛びます。
     
  • TR版の特徴
    ・TR版はタイマーが50秒固定である事。タイマー動作中押すとさらにプラス延長可能
    ・TR版はリレーを使用している為タイマー動作時間は0.06A(60mA)消費する FET版は1mA以下。
    ・TR版は電子部品の点数が少なくシンプルな回路なので故障率は少ない。
    ・TR版はローコスト・シンプルで自作しやすい。実質的な性能でFET版に劣る事はない。
     FET版はリレーの電子化、より高性能化を目指しNchFET駆動など独自技術で作りました
安全注意事項:
この追加機能は子供のいたずらなどで挟み込み事故の危険性があります。遊ばせない、中継コネクタを抜いておくなど十分ご注意ください。2窓以上同時操作禁止、ヒューズが飛びます。
 ■ 【何時でもパワーウインドーTR版 Ver03  逆流防止回路付

以下の記事はVer03。トランジスターワンショットディレイタイマーリレー回路 + 逆流防止回路付2013/10

2018/10/20 一部部品変更、リレー基板内に変更し新基板作成 更新しました
【何時でもパワーウィンドウ】TR版 Ver03 回路特長
  • トランジスタ2石を使用したタイマーとメカ式リレー、逆流防止回路で構成したシンプルなものです。
  • シンプルイズベスト。故障も少ない。
  • 固定タイマー約60秒追加はもう一度押せば追加延長できるので可変の必要もない。
  • 待機時の消費電流(暗電流)はほぼゼロ・動作時回路電流はリレーの励磁電流70mA程度消費します。PWは凡そ5A〜10A前後。 
  • FET版同様にワイヤレス化も可能です。ワイヤレス追加で待機電流が5mA〜15mA増加する。(モジュール、電源により差がある。)
共通注意事項
取付時の誤接続がないか注意!
PW2個以上同時操作禁止!PW挿入側逆挿入は通常時も動作しなくなる。取り出し側追加ヒューズは2箇所以上同時操作すると飛ぶ。逆流防止アダプタは逆差ししても動作しないだけです。(PWヒューズ2ケ所の場合は他の窓に逆流する場合があります)
幼児のいたずら事故に注意が必要です。←元又は中継ソケットでケーブルを抜く事により対策可能です。

難易度3:
★★★
 【何時でもPW-Ver03】 回路図・基板  配線,基板図ケーブル変更につき、差替えました
R1 150K、C1 100uFによる時定数で動作時間が決まります。実測約55秒となりました。100K〜150Kでも良い。押しボタンにLEDを内蔵しターマー動作中を表示させる。待機時消費電流は測定不能値です。

追加ヒューズは15Aとします。(1窓のみ操作制限)オートストップ時瞬時12A程度流れます。(1ドア当たり)


逆流防止ダイオードは30Aの大容量2個入りを使用し、放熱アルミ板を使用します。
 リレー型名変更に伴いPCBも変更。終了
リレーはTB1-160C 小型ですが25A流せます。

このPWBもリレーが秋月電子取り扱い終了に付在庫分のみ
基板パターンはリレー等使用パーツにより変更があります。
TB1-160Cリレーが手配不能によりSRA-12VDC-CLに変更しました。その他は同一です。
電源取出しヒューズホルダー
 2018年頃から左画像の様な電源取出しヒューズがamazonでも見かける様になりました。元のヒューズ、追加ヒューズ、取り出し線がユニット部品化されています。
コストアップにはなりますが面倒な加工無しで使えます。
連続最大10Aくらいまでは使えそうです。当然窓の開閉の同時操作は無理です。エブリイの場合は3A程度で停止時に10A位流れるようです。

左側が常時電源側です。
パワーウィンドウヒューズ電源挿入アダプター
逆流防止大容量ショットキーバリアダイオード、30Aスローブローヒューズをセットに配線組品としたものです。
30A角型ヒューズは軽スズキ系、軽ダイハツ系に使用されています。
しかし殆どのメーカ各社は低背ヒューズを使用し窓毎4個又は前席後席2個などに分割しています。動かしたい窓毎にこの逆流防止ユニットの分岐追加が必要になります。
何時でもパワウィンドー押しボタン LED照明付き丸形押釦 終了しました。
画像にマウスオンしてください。ボタン内部にLEDを入れたもの(自作)画像はオーム電機製握り釦にLED内蔵させたもの。現在はパナソニック製握り釦のみ。
LED 12V動作、昼間でも視認できるくらいなら電流制限抵抗は3.3KΩくらい。基板側に抵抗をつけます。ボデー全体がほんのり光るので穴を開ける必要はありませんでした。

ケーブルは市販の一般的な電話用6極4芯モジュラーケーブルを採用。
中継延長、分配も可能です(LEDが暗くなりますが)
パネル埋込型スイッチについて

画像のスイッチは16φ、12V無極性電球色LED内蔵、モーメンタリ型(押している時オン)を使用します。ケーブルは電話用6極4芯の市販製品使用可能。
埋込型スイッチを標準仕様とします。SW内蔵LEDは無極性です。
リモコンとの併用も可能です。

モニター販売あります。
完成品取付キット
図のナースコールスイッチは終了しました。上記の埋込型スイッチが標準です。
 埋込SWを標準とする。
ワイヤレス化完成品取付キット
リモコン送受信ユニットはリレータイプ市販品を使用したものです。リレータイプが改造なしに簡単取付出来ます。3番4番にcom-onを配線します。ローサイドFETスイッチタイプは使用できません。押釦SW(モーメンタリSW)は不要ですが併用も可能です。

モニター販売あります。

何らかの原因でリモコン操作が出来なくなった場合はモメンタリSW、押釦SWで操作可能か確かめて下さい。リモコンだけ操作不能の場合は送信側のボタン電池が消耗していないか確認してください。ペアリング再設定は受信ユニット基板内のタクトSWを短押し、基盤内のLEDが点灯するのでリモコン釦を短押しするだけでペアリング完了です。リモコン釦を押すと受信ユニット基板のリレーがカチ!と音が聞こえます。
今回使用したリレータイプ受信基板を追加した待機電流(暗電流)は4.85mA
DA64W/Vヒューズボックス
電源取出しは左上から3個の低背ヒューズのいずれか。エーモンE579などを使う場合は上から2個目に差します。(D/Rヒューズ)
DA17W/Vも右へ90度回転させただけで同じです。
●が取出し側(内側が常時電源)

PWヒューズの下側がIGN側、上がPW側です。逆では通常時動かなくなる。
確認方法はヒューズを抜いてIGN位置で通電しているとIGNです。
DA17Wヒューズボックス
 
ヒューズタップ、PW挿入の正規差込方向です。電源取出しリード線を上方向少し無理に曲げなければ装着できません。

画像は愛知県のM・K様提供です。
 部品表など 
部品表: 参考
チップ抵抗も共用可
エブリイのPW30Aスローブローヒューズはディーラーでは1000円程度。ギボシ端子、握りスイッチ4芯ケーブルなどはホームセンターでも入手可能。

追加取付説明

リード線などもインシュロックで軽く固定します。

以上、取付は簡単ですが押しボタンの配線はきちんとやろうとすると足元内装パネルの脱着が必要です。

注意事項:
この追加機能は子供のいたずらなどで挟み込み事故の危険性があります。十分ご注意ください
 注意事項・制限事項・取付方法
 FET版と同じです。

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