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■温度調節器 中華製基板使用    用途は発酵器の温度調整
オムロンE5CS-RKJをが故障し超安価基板に更新しました。
 基板はDC12V動作なのでACアダプターをタッパ内部に納めました。
型名はXHW1209
AC100V動作の中華製温度調節器はこちら
今回のコントローラーは中華製です。Ebayなどで購入すると200円台からで買えます。日本Amazonでの海外発送品が安く買えます。 
安価なものはサーミスターセンサーしか使えません。それでも-5℃〜110℃くらいまでは大丈夫です。
高温制御したい場合や、業務用高精度の物はオムロンなど国産品を使うべきです。
オムロンE5CS-RKJは中古品入手しましたが産業機器用。定価は18,500円。5年使用しましたが、残念ながらFFFのエラー表示となりました。またヤフオクで再度入手と思いましたが結構落札価格が高くなっています。用途的には高性能は必要でなく、NTSセンサー(サーミスタ)で充分なら安価に入手できるはずで、ちょっと探したら中華製ですが安価に入手できましたのでユニットを入れ替えました。
 中学生理科電気の知識くらいで自作できます。!


 今回の使用した温度調節器基板の仕様は

・電源電圧 : DC12V
・消費電流 : リレーオフ時35mA以下, リレーオン時 65mA以下
・基板サイズ : 48x40x14mm
・動作可能な周囲温度 :  -10〜60 ℃
・動作可能な周囲湿度 :  20〜85 %
・センサーの対応できる温度範囲 : -50〜110℃(温度は、小数点第一位まで表示)
・センサー : NTC (10KΩ 0.5%) 防水
・出力リレー : 1接点、型名 : SRA-12VDC-AL 125V10A
・重さ 約 22g
と云う物です。

ユニットの動作電圧がDC12Vなので100VACアダプターが必要ですが手持ちを利用しました
リレー接点容量も充分ありそうです。

 使用したものは基板単体なのでケースに収めるのに少し面倒ですし、見栄えもよく有りません。
 倍くらいの値段ですがケースに入り、ボタンや表示が表面に整列した物を買ったほうが美しく仕上がります
  アマゾンで出ています。 


 検索エンジンなどで直接このページを訪問された方はまつらさんトップページからお入りいただくと温度調節器など家庭用発酵器に実用的な製作例をご紹介しています。

材料表   工具は電工圧着ペンチ、圧着端子、ニッパー、ラジオペンチ、プラスドライバーほか半田付けでもよし。
100円ショップの1リットルシールパック食品容器、収縮チューブ、
温度調節機はヤフオクで900円で入手、 アマゾンでも同様の物が出ています。センサーは付属
12mmスペーサー、3mmナット 樹脂製でなくても良い
ACアダプター12V-1A 程度の物  DCプラグ切断しリード線直付け。ACプラグ直半田付けで配線
 100均のACソケット部品、ACコード 加工しネジ止め、半田付け配線または圧着接続スリーブ使用。
基板は100均タッパ側面に12mmスペーサーを立てて取付。表示部はカッターナイフで切り欠く。
SWは5mmの穴を開けます。

ACアダプターも内蔵しますが消費電流は0.1A程度と少ないのでシールタッパで密封しても大丈夫です。ACアダプタの配線も内部で結線します。
半田付け収縮チューブで配線処理しましたが圧着端子で結線された方が簡単で綺麗かと思います。
電源スイッチは無くてもプラグ脱着でOKです。私はタイマーを接続しているので不要なのです。
センサーリードは短い。50cm程度延長しておきます。ACアダプターのDC側は基板に直付けしますので余りを使用する。
組立と調整
  こちらにおきます。
    初期設定から変更が必要なのは
  ★ 冷却を加温(H)に     P0で設定
  ★ ヒステリシス(2℃)を0.2℃ 程度に     P1で設定
  ★ その他P2〜P6は設定不要です。

通常時の使い方
  ★ セットボタンを押し、+ -ボタンで設定温度に設定します。
  ★ 毎回必ず、予め発酵させるものを加温しておくと温度が安定するのが早くなります。
 

その他のローコストデジタルサーモ

オムロン E5LD-6 \10,600- サーミスタ測温体付属完成品。
オムロン E5L-A  E5L-C \5800〜\8800- サーミスタ測温体付属 組立記事はメニューページへ
松尾電器産業 METD-30M サーミスタ測温体付属完成品。

最初から新品を購入する場合の最適な機種は

オムロン E5CN-RT-W 標準価格\15,750- ソケット不要端子台付パネル取付型
      端子番号など細部相違有。性能等向上しています。

ご注意
 製作には多少電気の専門知識も必要です。この記事を参考にし、事故トラブルが発生しても私にはなんら責任はもてません。ご質問があれば私のわかる範囲でお答えいたします。下記メールでご質問下さい。
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2015年9月17日新規記事
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