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 ■カスピ海ヨーグルトの作り方

 カスピ海ヨーグルトは約28℃が発酵適温です。6月下旬から室温が28℃を越えてしまいます。それでもホエーが出たり表面がデコボコになったりしますが、真夏でもどうにか作ることは出来ますが。菌は徐々に衰えてきます。おかしいと思えば早めに新しい種菌で再スタートした方が無難です。

 冬場はいくら寒くてもタオル蒸器に温度コントローラーを使用していますのでなんの問題も無く出ます。
 カスピ海ヨーグルト以外のプレーンヨーグルトやケフィアの発酵データはこちらにあります
                       2013/08/16更新
容器と材料 詳細 備考
自家製ヨーグルト用容器 左から500cc100均ヨーグルト容器種用途。キムチ1Kg空き容器、1000cc均ヨーグルト容器
毎回洗剤で入念に洗浄し布巾を使わず自然乾燥。それ程気を使いません。種用の容器は
毎回レンジで沸騰消毒します。
いずれも容量に余裕がない為、強く攪拌すると溢れます。 種用は0.55l+α 食用は1.115+α
耐熱ガラス容器が理想でしょうが、100円均一ショップで充分です。
 種用500cc容器 種専用容器とスケール

レンジ加熱可能なものフタとスプーン付ヨーグルト用途100均商品。2個で使い回しています。
高価ですがフタ付耐熱ガラス容器が理想的です。
必ず毎回入念に洗浄。使用するときは電子レンジでスプーンと共に煮沸殺菌する。
時には日光消毒、アルコール消毒。傷が付けば買換え。
納豆菌が混入しないよう、容器スプーンを同時に洗わない。洗剤、スポンジなどの混用に注意。
混入するとカスピの菌が弱くなり、
時間がかかるようになります。
容器は百円ショップでヨーグルト用スプーン付

デジタルスケールはDIYショップで1000円くらいから
デジタル温度計 デジタル温度計あれば本当に便利です。無ければ棒温度計  冷蔵庫から取り出した牛乳を加熱するとき計りますが、お使いのレンジで何分の加熱で28℃になるか覚えておけばよい。
 フジッコカスピ海ヨーグルト種菌 フジッコ乾燥種菌入手先はここを明治おいしい牛乳500ミリリットルで起こしたもの。
市販のフジッコカスピ海ヨーグルトを種として試しましたがうまくいきません。
グリコカスピ海ヨーグルトも種継ぎには適しません数世代で固まらなくなります。
500cc作れます
 明治おいしい牛乳 種用

明治おいしい牛乳135円〜
普通牛乳です。新鮮な普通牛乳ならば何でも良いと思います。
500cc紙パック 
 梶原 低脂肪牛乳 毎日の食用 低脂肪乳+スキムミルク20g

 低脂肪乳(加工乳) 梶原乳業110円低脂肪乳,脂肪固形分9.0%乳脂肪分0.9%原材料生乳50%未満乳製品
(脱脂粉乳等)殺菌130℃2秒間栄養表示200ml当たり94kcalたんぱく質7.5g脂質1.8g炭水化物11.6g
ナトリューム105mgカルシューム257mg
1000ml紙パック
 森永スキムミルク スキムミルク

スキムミルク15g追加によりしっかり固まる。
よつ葉スキムミルク楽天ショップよつ葉スキムミルク
溶けにくいですが味は一番です。
普通牛乳の時でもよりしっかり固まります。
スキムミルクと水だけで作る場合は水870gに130gのスキムミルク  
 自作発酵器 タオル蒸器タイジ社HC-10F自作温度調節器
 ヨーグルト、納豆、甘酒、パンに大活躍この大きさで1リットル2個が一度に出来ます。
6時間で出来ます。(28℃に牛乳を予熱)
種が弱ると時間がかかります。
時間がかかるようになったら種の量を増やす。
早めに、新しい種菌を購入、更新する。
6月〜9月は常温で出来ます。(5時間〜12時間)
タニカヨーグルティアなどでも同様に作れます。
納豆とカスピ海ヨーグルトの発酵器共用は避けた方がよさそうです。
カスピ海ヨーグルトに混入すると極端に出来上がり時間が長くなります。
また上澄みに薄い茶色が混じれば混入が疑われます。 
 
  1. スタート 種を作る
    最初にフジッコ乾燥種菌より0.5リットル作成します。容器、スプーンはアルコール殺菌、電子レンジ沸騰殺菌など雑菌が混入しないよう厳重に行います。牛乳は普通牛乳(明治おいしい牛乳500ml)を28℃くらいに電子レンジ加熱し種菌1袋を投入しよく混ぜます。28℃を保ち12時間〜24時間固まれば出来上がり。直ぐ冷蔵します。.....フジッコ説明書を参照して。
    これより4回分のの食用と次回の種として引継ぎます。110gを4回、60gを1回
     
  2. 普段の食用を作る 毎日作る
    清潔な発酵容器に冷蔵庫から取り出した低脂肪乳を入れ、電子レンジで28℃に加温(我が家の電子レンジでは3分)これにスキムミルク15gを投入しダマが消えるまで混ぜる。種を110g投入しよく混ぜる。フタをして28℃を保ち6時間〜8時間で発酵完了する。
    もちろん普通牛乳でもよい
                 
  3. 種継ぎ用を作る  食用4回作ったあとで作る (5日以内に種継ぎで消費しないなら食用で消費)
    種用の0.56リットルは食用4回分、継続種用0.58リットル分ににだけ使用します。直接食用としません。当家の場合毎日約1リットル消費しますので五日置きに作成します。上部から120gづつ順に掬って食用を作ります。最後に底部に残った分が次回継続の種となります。
    最後の4回目と同時に種を作るようにします。

    種容器やスプーンはレンジ加熱沸騰殺菌を毎回行います。気になればアルコール殺菌も行います。容器や専用スプーンに傷が付けば新品に交換します。



注: 種菌量は使用する牛乳で加減します。5時間くらいで固まり具合を確認して下さい。


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