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■ おでんぶ ■ お正月に作っていたような? | |
おでんぶは金時豆やうずら豆と根菜類を使った煮豆のようなものです。語源は不明です。おでん風かな?。レシピはググっても見当たりません。徳島全域だとは思いますが故郷勝浦ではよく作られていました。多分正月料理だと思います。素朴でなつかしいヘルシー料理です。使う材料もうろ覚えですが、ありあわせの根菜類で作って見ました。八頭と梅干は必ず入っていたと思いますが八頭は入手出来ませんでした。"やつ頭" 子供の頃食べたなつかしい味です。特に金時豆のホクホクの甘さ、つるんとしたこんにゃく、端切れの良い大根のなどとその中に稀にある梅干しの酸っぱさ。老境に入って蘇ってくる里の味です。 |
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2009/7/22。煮汁のとろみが写っていない。 |
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材料 | 金時豆250g、大根100g、にんじん100g、板こんにゃく1枚、 小ちくわ3本、梅干6〜10個、昆布5センチ×10センチ きび砂糖90g、塩小さじ1/3、好みで醤油少々 画像にありませんが蓮根をさいの目に切ったものなど |
作り方 | @ 金時豆をたっぷりの水で戻す(6時間くらい)。しわが無くなればOK。 そのまま圧力鍋で30秒程、沸騰させたら、火を止め圧力が下がるまで自然放置。 固ゆで。 A 大根、にんじん、こんにゃくを1センチ角に切り熱湯に入れ1分程煮る。固ゆで。 B @とAを鍋に入れ煮る。沸騰したら弱火に。ちくわ、昆布を刻み、梅干を入れる。 柔らかくなったらキビ砂糖90g、塩小さじ1/3を入れる。水気はひたひた状態。 C 煮汁が多すぎたら別鍋に移し煮詰め、元の鍋に戻す。少ないときは挿し水。 じっくり豆が柔らかくなるまで煮る。(30〜60分程) 甘さ控えめです。砂糖120gくらいが適当かも。 醤油を小さじ1/2入れるのが良いかも。 翌日になると馴染んで煮汁にとろみも出てくる。冷蔵庫で数日保存可能です。 |
その他 | ごぼうや八頭、油あげなど入れていた様な記憶もあります。Bで煮るときはひたひたの状態でとろ火で煮ます。昆布は細く細かく切ります。旨味ととろみを出します。 豆は時間短縮の為、圧力鍋で固ゆでしましたが、普通の鍋でももちろん結構です。 全部の具が同じ位の歯ごたえとなるのは少し難しいです。 ちらし寿司に使う”でんぶ”とは全く別物です。 2011/12/16 追記 蓮根を入れ忘れていました。里では必ず蓮根を入れていました。煮豆とその他の具を別に煮る、湯掻くなどして最後に軽く合せ煮する調理方法を里ではしていたと後で聞きしました。その方が簡単ですね。子どもの時はあまり好きではなく、甘い金時豆をより分けて食べ親に叱られた記憶がある。 |
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