鎮守の森に今宮神社。稲穂が垂れる頃秋祭りがあり、宵宮には花火、だんじりの下る広場の農村舞台では三番叟、人形浄瑠璃、相撲大会、のど自慢大会など、それは盛大でした。

5才になった昭和25年夏、ジェーン台風に襲われ大洪水で盆地すべてが濁流に呑まれ多くの犠牲者も出ました。復興後は高い堤防が築かれ景色は一変しました。高度成長期前の昭和３０年から４０年代は宝の山、金のなる木といわれたみかん山が黄金に輝いていました。

テレビが発売された頃はまだ、ラジオドラマが毎日の娯楽でした。
夕餉時「紅孔雀」「笛吹き童子」や「アチャコのお父さんはお人よし」などが流れておりました。
　
小学５年の頃図書室で”子どもの科学”や”初歩のラジオ”を見て一気にラジオ少年が誕生しました。鉱石ラジオから、かすかに音が聞こえただけで胸躍る気分でした。

そんな時代の中、自分で物を作る楽しさを覚えました。そしてそれが大人になった時、その趣味をそのまま仕事にしてしまったのです。

振り返ると瞬く間、走馬灯の如く歳月を経て、就職、転職、転勤を繰り返し、古里を離れたまま、気が着けば定年退職していました。

退職前後は体調が思わしくなく、新たな仕事を持つには自信が持てず殆ど自宅に閉じこもっていました。それでも四国巡礼のひとり旅に出たり、まだまだ好きなこと、やりたいことはたくさんあります。枯れたわけではありません。

有り余る時間を持て余し、それならと一念発起し、世間への窓口を持とうと、2007年にホームページを開設しました。結果はＰＣに向っての時間が長くなってしまいました。

生来の多趣味で移り気。広く、薄く本当に的の絞れないページになっています。当てもなく、撮り溜めた写真を中心に簡単な文章を付けた程度で、内容がありませんが、退職後に始めたDIY、発酵食品、料理、健康ウォーキングなど思いつくままの記事。脳の老化防止にも役立つかと思います。まだ目がよく見えて、元気なうちは努力は続けたい。。

パソコンはマイコンと言われたMZ-80Kの時代からかかわりを持っていたのですがちっとも上達していません。どなたかの目に止まり、通りすがりにでもこのHPを見て頂ければうれしく思います。

電気を仕事としていましたが退職後絶縁状態でいましたが軽キャンカー製作に当たり必要となり自作を始めるきっかけになり、2011年頃から始めて現在に至っています。

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