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 ■ 何時でもナビ】Ver10mini   理想ダイオード採用  ローコスト版
 【何時(いつ)でもナビ】とは
 車中泊時、キーオフ時でもサブバッテリを電源としてカーナビ、車載オーディオを見る事が出来る様になります。
 また、【何時でもナビ】オンでキーオフ時にナビルートセットして走行に至るまで再起動することなくカーナビの起動を継続できます。
 ★【何時でも冷蔵庫】として変更も可能!
12V冷蔵庫も常時電源出力からロスなく給電供給できます。ジャンパピンで設定可能
 ★Ver10はシリーズ最高性能の【何時でもナビ】です。
 【何時(いつ)でもナビ】って 何に?
動画にしました。
キーオフ、キーオンでもカーナビなど電装品をバッテリ自動切替使用出来る様にする超便利機能を有します。12V冷蔵庫にも使用出来ます。
【何時でもナビ】オンによるキーオンオフでの再起動が無い、もちろんリセットしたり初期化したり様々な問題がない、完璧なシームレスな切替動作である事をご確認ください。
 Ver10のリモートスイッチ、リモコン受信モジュールなど付属回路を省略したシンプルな基板です。

【何時でもナビ】Ver07miniのオンオフはサブバッテリ端子に10Aスイッチを接続し機能をオンオフします。
   SLE VERY H・M・C オリジナル開発です。【何時でもナビ】シリーズ一覧表 進化状況はブログで 取付説明書(参考)
 モニター販売コーナー
Amazonで理想ダイオードモジュールが売られています。 これと同じアナログ・デバイセズ社の制御ICを採用、より性能の高いFETを使用、【何時でもナビ】基板内に2組オンボードとしました。基板通過時の総合性能は実測、ナビ消費電流1.5A時電圧降下は0.0385V(38.5mV)オン抵抗は25.6mΩとなります。SBDより一桁少ない。採用したPchFETは規格4.8mΩ*2に及ばないものの基板通過測定なので理想ダイオードと呼べるような充分な性能が得られました。採用したTJ60S04M3Lは入手難ですがこれに変わる物は見当たりません。基板内に6個も使っています。

RGB LEDで動作モードが一目瞭然
G=ナビに常時点灯電源供給(Gのみ点灯=ナビオフ) RG =点灯メインバッテリエンジン起動(ナビオン) RGB=サブバッテリーで起動(ナビオン)

【何時でもナビ】Ver10 と基本回路は共通です。
  開発試作中の経過はブログを見てください
 Ver07DXの基板内通過電圧降下が0Vと常時電源電圧通過ロスを無くしました。

  
特徴、基本仕様
  • メイン、サブ逆流防止ダイオードにPchパワーFETを使用した理想ダイオード採用
  • 常時電源、サブ電源逆流防止は理想ダイオード回路採用で基板通過ロスが極少で発熱も当然無い。
  • リレーレス電子基板、FETによるロジック高速切替はリレー式のメカ的遅延が無い。
  • 常時電源はバックアップ大容量確保によるリセットや再起動の防止(文字通りの常時電源化を実現しました)
  • 【何時でもナビ】起動用スイッチはサブバッテリ端子に10A程度の外部スイッチが必要です。
  • ACC用SBDはヒートシンク無し。5A以下の軽負荷。ドラレコ、 リアモニター、セキュリティー機器 対応
  • サブバッテリ動作時青LEDが点灯、ナビ起動時は ACCのLED点灯、,MianLEDはナビ常時電源供給。
  • 基板サイズ50*50 ケースに取付3φネジ穴2個
  • 注:サブバッテリを接続しなくてもナビは通常の動作をします。
  • 注:性能改良、部品変更などの為予告なく変更があります。区分は基板シルク文字のPWB発注日付をご覧ください。
  • 参考:楽ナビAVIC-RZ03 使用電圧14.4V (10.8V〜15.1V使用可能)
Ver10概略図。ミニ版はPSWは無し、外付けSWが必要です。
 常時電源切替M2、サブ電源M5のPchFETが理想ダイオードとして動作し電圧降下はFETのオン抵抗分のみになります。ACC電源側は変更なし。その他基本回路はVer10と同じ
注:ACC電源は0.4V程度の電圧降下があります。
チェック用LEDは
 常時電源LED 緑 常時点灯
 赤LED ナビ動作中点灯
 青LED サブ電源で動作中に点灯
LT社のコントローラでのシュミレーション
  • 電源ORダイオードに代わる低損失デバイスです。常時電源サブ電源のOR接続に採用しました。基板内電圧降下は無視出来る理想的なダイオードとなります。
試作完成基板 50*50mm
理想ダイオードの為発熱が無い。
棒ピン端子はフェルール1.25SQを使用してください
。基板交換などが楽になります。長い配線になる場合は線を2sqなど太くしてください(1.25SQ→2sq変換が必要です。)撚り線を5本程間引くと1.25SQフェルール端子に挿入できます。SW、ヒューズも忘れず設置。
動作テスト中
 カーナビの電源は常時電源ですがACC電源はオンオフのコントロール信号としての扱いです。
 カーナビの常時電源は文字通り常時通電状態でなければなりません。ACCオフにより常時電源もオフされるとメモリーなど必要なバックアップが消滅してしまいます。また画面が消えて見かけ上オフとなってもDVDメカなどは停止位置まで戻す必要があります。
【何時でもナビ】Ver10 基盤のロジックは忠実に上記に従って動作するように設計しています。
 単純なリレーなどでの電源自動切換えでは様々な不具合が発生します。

【何時でもナビ】を【何時でも冷蔵庫】としての設定
【何時でもナビ】の常時電源出力を冷蔵庫に接続するとACCの電位にかかわらず常時冷蔵庫に接続されます。ACCがオフになっても車両の常時電源即ちメインバッテリを消費してしまいます。ACCがオフになればサブバッテリから供給されなければ自動切り替えにはならないということになります。
【何時でも冷蔵庫】として【何時でもナビ】基盤を使用するには若干の回路変更が必要になります。ロジックとしては”サブバッテリのオンオフによって常時電源のコントロールはしない?となります。【何時でもナビ】基板と共用するためジャンパーピンで設定することとします。
同じ基板を【何時でも冷蔵庫】として配線する 結線 
 (メインサブバッテリ自動切り替え器として)
  1. JMP-1にショートチップを挿入
  2. 右記の結線で冷蔵庫を接続する
動作説明
 ◇サブバッテリオフ時
 キーオフでは×冷蔵庫に通電しません。
 キーオンでは冷蔵庫に通電する。
 ◇サブバッテリオン時
 キーオフの時サブバッテリーから冷蔵庫に切替通電します。
 キーオンではメインバッテリから冷蔵庫に切替通電します。
 切換え信号はACCです。
リレー切り替えのようなバタつきなく、理想ダイオードで電圧降下がほぼゼロ、基盤の消費電流もほぼゼロ。冷蔵庫にとって理想的な無停電電源が実現できます。12V10A(120W) 程度までは基盤の発熱はありません。ポタ電でも使用できます。(12V10Aの仕様確認必須)
画像にはJMP-1がありません。設置予定

  【何時でもナビ】取付
  1. 作業前にやる事は? 常時電源をカット接続しますのでキーオフでもバッテリを接続したままで作業するとショートさせヒューズを飛ばしたりする事もあります。基本は基本はバッテリマイナス端子を外して作業します。
  2. 基板はどこに配置するか?助手席側グローブボックス付近がベスト。
  3. 配線カット位置は?下図の様にナビ後部でナビを取付取り外しについて 下図の様にナビ後部の配線を途中カットし基板迄の30〜60cm位の配線長として取付後に基板の点検が可能な場所に取付配線します。
  4. 配線先端基板近くにラベルを付ける事
  5. サブバッテリ配線が長くなる場合は線径を太くすること。
  6. 基板のターミナルブロックはネジ留式です。ワンタッチ接続では有りません。単線が良いのですが縒り線配線は1.25sq。先端を捩って7mm半田上げ加工をする。半田無し接続の場合、隣とひげ線でショートしない様注意。しっかりネジを締めて引っ張っても抜けないように確認下さい。後日増し締めすると安心です。ドライバーはマイナスでもプラスでも構いませんが、ぴったり合ったドライバーを使用すること。
    フェルール圧着端子のご使用をお勧めします。
  7. サブバッテリーは必ずしっかりボデーアースを取る事。(基板アースはナビの金属筐体へ)
  8. 最後に動作テスト。ナビオンの時端子間電圧降下、各動作電圧が正常であるか確認。
自信がなければカーナビなど扱う電装業者さんに相談されるのも良いとは思いますがネット検索してみると工賃相場は2万円から3万円技術力もピンキリ。今の時代は大量なネット情報を活用し、自分で取付するのはそう難しい作業ではありません。
 
作業に必要な工具は 事前に取付する車種のナビ取外し取付け手順をYouTubeなどで学習して置く
 パネル外し工具、ニッパー、ラジオペンチ、ギボシ圧着工具フェルール端子工具検電器、デジタルテスター、養生タオル ウェス
Ver10 のACC連動機器接続について
 要注意回路上サブ電源がオンの時、連動機器は無条件にオンになります。同時にACCオン(エンジン起動)では電源が並列接続になります。逆流はしませんが。 連動機器は最大3A程度以下としてくださいACC連動機器については逆流防止ダイオード経由となり理想ダイオードではありません。従来Verと同様電力ロスになり発熱を伴います。

お勧め!ナビACCにスイッチ挿入すると強制オフが可能になる。他機器ドラレコでセキュリティー機器を運用する時等はオフ可能になります。
注:
Ver10とVer10miniとは端子配列が違います。
注:冷蔵庫接続の場合はジャンパピンにショートチップ挿入し冷蔵庫専用となります。(ナビは接続できません)

端子配列は基板Revにより違いがあります。シルク印刷文字に従ってください。
使用するサブバッテリは12Vリン酸鉄リチュームイオンで50Ah以上を推奨します
ポータブル電源の注意事項12V10A程度の仕様であること動作確認時12.5V以上であること。  
誤配線注意、撚線は半田上げするかフェルール端子を使用する
配線サイズは2Sqがターミナルブロックにさせますがフェルール端子には1.25Sqになります。サブバッテリ配線は太く短くが基本です。
12V冷蔵庫の接続は常時電源出力とボデーアースに接続して下さい。動作電圧を必ずチェック。ナビと併用は不可
車両配線色の標準は常時電源は黄色、ACCは赤色です。ラベルを貼り付けておく事で 間違い防止!

【何時でもナビ】取付作業風景  DA64Wのパネルは下側の勘合を外し上方向に左右外していくと外れます。取り付けネジを外すと前方に引き出せます。
タオルなどで養生しないとパネル部分が傷だらけになります。DA64Wはオートマハンドルを1速にすれば丁度ナビを仮置きが出来ます。
原則はバッテリマイナス端子を外して作業!キーオフでも黄色は電気有り!
ナビ後部の配線、常時(黄)ACC(赤)を途中カットしこの基板を挿入する。。アースはナビの左側面のビスにクワ型端子で取付ます。

サブバッテリーSWは運転席側SWパネルに取付。
基板の配置場所の一例
エブリイDA17V/Wの助手席グローブボックスを開け左右ストッパ部を外し、下部へ回転させ左右ヒンジが外せます。

エブリイワゴンDA64W/17Wも同じ位置。ケースに入れましたが蓋は開放。センターカバー?の中に押し込みました。
線長は50センチ位?
この状態で基板の点検交換も可能です。
私のエブリイ(左画像)は起動SW、リモコンは以前から装備済みの為この基板では2個のジャンパピンで直結しています。
自作応援生プリント基板、完成品領布あります。モニター試作品余剰品販売コーナー新設
【何時でもパワーウィンドウ】リモコンと併用したい場合は事前にご相談、セットアップ済みを検討ください。
MS-PSWに収容する場合はリモコン送受信回路は不要で、ローコストVer07miniを選択
開発記録はブログカテゴリー【何時でもナビ】 【何時でもナビ】シリーズ一覧表  

車中泊時イチ押し! 同時に装備しておきたいキーオフ時でも【何時でもパワーウィンドウ】

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