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取説動作説明
■ 【何時でもナビ】 ・取付説明・動作説明 ・ 
★ 基板の取付け、配線前に以下をお読みください
  • カーナビの電源は常時電源とACCが必要でちょっと特殊
    常時電源はカーナビを車両に設置以降、文字通り”常時電源”が接続されている必要があります。表示されていないキーオフ時にも内部メモリーバックアップの為などに通電が必要です。ACCオン(キーオン)では起動するとカーナビ全ての回路に通電されます。またDVDナビ、HDDナビなどでは電源オフ時のメカ的な終了処理などの為大きな電流が消費されます。ACCはカーナビにとってはオンオフの信号ラインになります。
     
  • 【何時でもナビ】はカーナビ以外の12V機器、電気ポット、冷蔵庫などは使用できません。別途12V機器の自動切り替え器、高機能のMS-PSWををお勧めします。
     
  • 基本機能は キーオン(ACCオン)では通常のメインバッテリーから動作し、キーオフではサブバッテリー(ポータブル電源)からカーナビを起動し、キーオフ、キーオンでの自動切替機能を有する事が主な機能です。単純な切換え動作ではありません。通常切り替え時の再起動も回避出来る事(車両により依存性はあります)
【何時でもナビ】基本操作、取り扱い説明
  • 1. キーオフで【何時でもナビ】SWオンする(サブバッテリが接続されると)ナビが起動します。ナビの電源はサブバッテリから供給されます。車中泊時やキーオフ時の駐車時などでもカーナビ行き先設定などの操作したり、テレビを見たり音楽を視聴することが可能になります。
    2. 次にキーオン、エンジンを起動し、走行を開始してもナビは途切れることなくカーナビは正常に動作します。走行中はナビの電源は自動的に車両側のバッテリーから供給されます。
  • 3.走行を開始すれば【何時でもナビ】の機能は不要となります。通常SWはオフとしてください。SWはオンのままでもナビは常時電源供給に切り替えられます。
  • 4.SWをオンのまま機エンジン停止、キーを抜いてもナビは起動を継続します。ACCがオフになって時点でナビはサブバッテリからの電源供給に切り替わります。
  • 5.【何時でもナビ】SWをオンのまま放置、当然ですがナビは起動なのでサブバッテリーが消耗、上がる可能性もあります。
【何時でもナビ】の動作と取付に必要なもの
  • サブバッテリーは12V10A程度のものを用意すること(不明な場合メーカーに確認してください。起動した場合でも12.5V以上あること。)
     注:近年ポータブル電源のDC12V出力を使用され、容量不足で電圧降下による起動しない、再起動する、シャットダウンするなどトラブルが急増しています。対策はこちら
  • 【何時でもナビ】電源スイッチ12V10A以上と10A程度のヒューズ(Ver10、Ver07DXではオンボード装備)
  • 接続用配線1.25Sq以上(長くなり電圧降下が大きい場合は太く短くする)
  • 基板のケース又は厚手の絶縁穴あき(通気)ポリ袋
  • 配線接続用ギボシオスメス
  • 基板端子への接続加工の為など工具、プラスドライバー、はんだごて、ニッパー、ラジオペンチなど
  • カーナビ取り外し、再取付に必要な工具養生用品
制限事項、共通注意事項
  • カーナビの接続を想定しています。 12V5A以下の機器ドラレコなどはACC出力から Ver10miniはJMP-1ショートチップで常時電源出力が冷蔵庫専用
  • 接続する容量は常時電源10A以内
  • 12Vサブバッテリーの代替にポータブル電源が使えますが12V10Aの仕様を確認してください。
    ポタ電の容量不測の場合AC100V経由12Vスイッチング電源を検討ください、
  • ACC出力はリアモニター、カメラ、ETCなど合計2A〜5A (Verにより相違あり)
    冷蔵庫など12V車載機器を接続する場合はVer10miniを選択しジャンパピン挿入が必要です。別途MS-PSWを開発済
  • 対象12V車両 24V車は使用不可(常時電源、ACCが12V仕様である事)
  • 常時電源、ACC共に11.0V-15.0Vの範囲である事→使用ナビの動作使用を満たしている事
  • HDDナビは動作条件が厳しく電圧低下で誤動作する場合があり、
    ディーゼル車との組み合わせではクランキング後、再起動する場合が多い
    (Verにより相違あり)
  • ポータブルナビは【何時でもナビ】ACC出力に配線すると使用可能です。
  • 取付時バッテリターミナルを外すと常時電源が遮断され初期化される場合があります。ナビ常時電源にバックアップ電源を接続するか、
    SDカードなどでデータバックアップを取って下さい。
【【何時でもナビ】基板の取付】 
  1. 常時電源配線作業はバッテリマイナスターミナルを外して作業して下さい。(通常バックアップ電源が必要です
  2. サブバッテリーからの配線に【何時でもナビ】SWを運転席から手の届く適当な場所に取付け、ナビ後部まで配線を通して下さい。
    1.25sq以上の太さ。SWは10A以上の物 貼付SWは不可
  3. サブバッテリのマイナス側はしっかりナビ筐体アースを取る事。
  4. ナビを取り出し、常時電源、ACCの接続されたカプラーを確認する。ナビ取説参照(タオルなどで養生する)
  5. それぞれの途中を切断しギボシにてしっかり接続する。
    (切断場所位置は作業性、配線取り回しなどで判断する)(ギボシ圧着専用工具で、又は半田付)
    ナビを収めたあとでもインパネ外で基板交換ができるよう延長ギボシを付けて置くと便利です。
    基板ターミナル、ギボシなど接続部は線を強く引っ張っても抜けない事を確認する事。
  6. インパネを元通りにする前に動作と接続を確認して下さい。配線コードがナビを収めるガイドなどに絡まない様注意しながら
    ナビを元通り取付ける。
  7. 動作確認は
    下記の順でテストする。
    @キーオフ、サブバッテリSWONでナビが起動するか?
    Aそのまま、キーを挿しエンジンを起動します。クランキングでも起動を継続しているか?
    Bエンジンを切ってキーを抜いてもナビ起動が継続しているか?
★不具合対策 最新作を選択してください
ナビが再起動する原因
  1. カーナビはACCを電源スイッチとしている機種が殆どですのでキーACC位置でナビが起動してもクランキング時は通常ACCはオフになるのでナビも落ちる。エンジン起動後再起動してしまう。・・・・・・・・これは大多数の車の標準的仕様です。【何時でもナビ】装着で回避可能となる
  2. アイスト車でアイスト時ACCオフになる仕様があるらしい。・・・・・ちょっと考えにくい車両設計?ACCオフにはならなくても
    エンジン再起動で再起動する。・・・・クランキング時はACCオフで当たり前?クランキング時電圧降下がナビ動作電圧を下回る為。
    【何時でもナビ】装着で回避可能となる場合もあり、ならない場合もある。
    (電圧降下でナビが落ちる原因であれば【何時でもナビ】機能だけでは対応できていません)→ブログに
    対策記事を掲載
  3. バッテリー寿命などで常時電源がクランキング時異常低下し再起動と同時にメモリーリセットされる
    クランキング直後の電圧回復状況による。条件の厳しいHDDナビなどの条件 
    ブログに対策記事を掲載
    ハイエースディーゼル車で症例多数。

  4. これ以外にアイスト時再クランキング時常時電源(バッテリ電圧が異常低下)が常態的に発生する。短時間の
    常時電源オフでリセットがかかる事はない様に思うけれど。ブログに対策記事を掲載
  5. 取付不良アースなど配線の接触不良 など 様々です。
      実際はクランキング後のACC&常時電源電圧低下が原因で再起動が発生する場合はクランキング中の
      電圧補償(サブバッテリに切替)だけでは対策にならないケースもある→
    注:ダイオード版電圧重畳方式で解決の事例もある
 トラブル対策、不具合事例 
  • 【何時でもナビ】サブバッテリスイッチの不適。
    エーモン貼付スイッチ
    0.2Aと容量不足です。焼損する可能性もあり、トラブルの元
    です。→Ver07 DXタイプでは可能
  • ギボシ加工不良などでの不安定動作、
  • サブバッテリマイナス電極の接続忘れ。→しっかりボデーアースを取ってナビボデーと基板サブバッテリ入力端子
    間で12Vを確認→動作時電圧降下が無いか確認する。
  • 基板端子の差し間違い→基板バージョンでの違いがあります 
  • クランキング後、再起動する→走行用バッテリの寿命
    ハイエースディーゼル車とHDDナビでは高い確率で再起動します。クランキング大電流消費後のメイン電圧の回復遅れが原因です。FET版に電圧切替方式では対応不可能です。【何時でもナビ】Ver06理想ダイオード版に交換ください。

  • 【何時でもナビ】追加してから【何時でもナビ】SWオフでも動作が不安定になった。
    アースライン接触不良、配線ラインの接触不良。ボデーアース箇所の不適当

  • リセット再起動が発生する→常時電源の電圧降下10.5V以下になる。
    改善不可能なら【何時でもナビ】Ver06理想ダイオード版をお試しください。
  • 【何時でもナビ】を装着してからナビが勝手に消えたり再起動する。
    →ナビのボデーアース不良により、【何時でもナビ】基板の電圧降下がプラスされ余計に動作不安定になる。
    →ボデーアースポイントを純正アースポイントに取り直す。ナビに電圧モニター機能があれば電圧降下が無いか
    確認する。

  • クランキング後、再起動する場合メモリーリセット(初期設定に戻る)するかしないかで切り分けできます。
    リセット再起動は常時電源落ち(10.5V以下で発生)ディーゼル車や走行用バッテリ側が原因
    走行用バッテリに原因がある場合は、電圧補償をする必要があり昇圧回路を内蔵した市販品が実存します。"バッテリーアシスト"で検索すると出てきます。 【何時でもナビ】Ver06理想ダイオード版解決できます。
    どのシーンで再起動や停止が発生するのか調査する必要がある。

ナビの消費電流: 各社の最大消費電流のカタログ値は最大音量での値です。参考になりません
             音量によって大幅に違ってきます。下記は無音又は0.5W以下のときの標準的モデルです

【何時でもナビ】基板の消費電流: Ver01リレー式は待機時ほぼゼロ、オン時約60mA。その他Verは待機時、【何時でもナビ】基オン時ともにほぼゼロ。
  • 待機時の消費電流1mA程度→メモリーバックアップ用として常時電源から
  • メモリーナビ、SSDナビ、SDナビ は1A〜2A
  • HDDナビ は2.5A〜5A HHDの消費電流の差の様です。 HDD保護の為電圧低下にシビアです
  • ポータブルナビ 1A以下 (ACCソケットを使用するタイプ)  小型電池電源内蔵
  • ディスプレイ収納式ナビはACCオフから数秒間常時電源から1A?程度の電流が流れます。
カーナビの動作電圧範囲
 メーカーにより異なるが10.5V〜15.0V程度です。推奨動作電圧は14.0V程度と推測されます(特性測定電圧)。HDDナビは電圧低下にシビアで強制終了する場合があります。再起動する等動作不良の場合待機時、キーオン時、クランキング時などでの電圧測定し、ナビの動作保証電圧内であることを確認してください。
 配線接続図

上記 基板内ジャンパーピンなどの設定はVer10 のページを参照してください。 常時電源、ACCの入力、出力の間違いに注意


注:下記Ver07 旧タイプ廃版 Ver07miniとは端子配列相違します。
 途中カット接続とターミナルブロックへの接続について
 
途中カット接続はギボシを使用します。配線太さは1.25を使用して下さい。
 ターミナルブロックに挿入可能は2sqですが
フェルール圧着は1.25sqが最大です
 サブバッテリマイナス線(ポータブル電源)はナビ筐体にクワ型端子を用いてしっかり接続して下さい。
 サブの配線が長くなる場合配線を2Sqとか太くしてください。
 フェルール圧着工具を使うと確実です。 

 フェルール棒ピン工具セット【何時でもナビ】Ver05
  【何時でもナビ】Ver01 リレー版新タイプの端子配列
 (現行品)
Ver07DX 端子配列 廃版
リモコン、有線押釦起動スイッチ、3路スイッチ、遅延接続機能有、外部接続LED端子あり、多機能。
Ver07 旧タイプ端子配列 廃版
Ver10 miniと端子配列は同じです。
基板設置場所の一例
 
エブリイは助手席グローブボックスは左右ストッパ部を外し、下部へ回転させ左右ヒンジから抜く。

ナビから左図の様に点検可能な長さの配線長として下さい。点検終了後カバー内側に収納します。
備考:ナビのボデーアースが不完全だと動作不良になります。確実にボデーに繋がれているか確認するにはバッテリマイナス端子とナビ本体に電圧計を接続しナビが動作状態で0ボルトであれば良い。0.1V程度なら問題ない。サブマイナス端子からナビボデー迄ボデー迄追加配線する。
2013/10/30新規掲載   2024/06/05 加筆更新

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