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 【何時でもナビFETSWダイオード併用型】ロスの少ないFETSW使用
当ページ【何時でもナビ】FETSWダイオード併用型はさらにVerUPの為 廃止とします。

これの改良型を発表しています。【何時でもナビ】Ver04

モニター試作品余剰品販売コーナー新設
  • 車中泊時やエンジン停止時でもナビを何時でも使用できる様追加基板を制作します。サブバッテリーが必要です。
  • クランキング時の再起動防止にもなります。→ディーゼル車でも再起動防止可能です。(例外あり)
  • また走行中はメインバッテリから供給に自動切換機能も有ります。
  • ACC連動機器は2A程度。(ナビ以外のオプション接続は電流容量に注意)
  • カーナビの起動に必要なACC信号をダイオードSW使用で瞬断を無くしました。
  • 常時電源側もセル回転時にはサブバッテリーへリレーで切替。
  • 再起動の大多数の原因はACC側がセル回転時切断している為です。
共通説明事項、注意事項、取付方法などは【何時でもナビ】Ver 01 に記載しています。
お勧めは各モードで電源を正確に切り替える【何時でもナビ】FET版ですが。それ故に欠点もあります。FET版でジーゼル車などのクランキング後再起動などの対策として【何時でもナビ】FETSWダイオード併用型は有効です。下記特徴、欠点をお読みいただき選択してください。

何時でもナビFETSWダイオード併用型の特徴
  • 常時電源ラインをFETを2個使う電圧降下ロスの少ない逆流防止SW回路としました。
  • 通常使用時の常時電源の電圧降下ロスを低減する回路となります。
  • クランキング後の電圧低下による再起動原因もサブバッテリからの並列接続により防止可能です。
  • ディーゼル車のバッテリ消耗時の再起動防止にも効果があります。【何時でもナビ】シリーズではジーゼル車対応可能なのはこれだけです。リレー式で問題があった、ハイエースディーゼル+HDDナビにも対応出来ました。
何時でもナビFETSWダイオード併用型の欠点
  • サブバッテリーでナビを使用中にACCをオンにした場合常時電源はオンになるがメイン電圧が低下している時にはサブからメインに逆流する。エンジンをかけてしまえば完全に切り替わるが注意が必要。
    クランキング後の電圧低下から回復する短時間ですがメインへ逆流します。(ナビは何事もなく起動を継続する)
    この欠点はFET版で解決されますが、FET版ではディーゼル車のバッテリ消耗時の再起動防止には弱い。のでFET版でジーゼル車のリセット再起動の場合はこの何時でもナビFETSWダイオード併用型を検討してください。
  • 見かけ動作上は問題ないのですが、あらゆる場面で供給電圧よりダイオード挿入による電圧降下があります。0.4V〜0.7Vで音響特性上は低下するものと思われます。(聴感上聞き分け出来る人がいるかどうか?)
難易度3:★★★
20160407 新規記事 2016/09/28更新 2017/02/08 文章訂正



【何時でもナビ】ダイオード重畳方式
これで問題なくナビは起動を継続しますが、メインとサブは状況次第で並列接続状態になりお互いが消耗する。
左図の欠点はリレーなどを使わず電源を切り替えない為
SWONでは走行用バッテリも消費してしまいます。(逆流防止有り並列接続)
通常動作、サブ動作共にダイオードによる0.6V程度の電圧降下ロスがあります。
何時でもナビFETSWダイオード併用型

上図のD1を左記回路のようにPchFETに入れ替えました。ACCによる連動です。
R3,D1はナビのメモリバックアップの為に必要なもの。R3は省略しても良い(直結)
【何時でもナビ】SWオンの時はACCはオフなのでD2経由でナビ常時電源に挿入されます。通常時、サブバッテリ駆動時共に逆流はありません。思われる欠点はD2によるサブバッテリ電圧の0.6V程度の低下。実用上は全く問題はない。
自己消費電流は無視できる値です。

基板サイズは38*48

部品表 参考リンク
2SJ334 2個又は
又はIRF9204NPBF
又は2SJ607Z(607)2個
SB340L 2個
2SC1815Y
SBM1045VSS
1/6W 10K
50Ω 4.7K 47K
3Pターミナルブロック2個
1N4007

+PWBで試作費用は3000円程度

他にサブバッテリー、【何時でもナビ】SW、配線材料が必要です。
上図の利点はクランキング直後のメイン電圧回復が遅いジーゼル車などでは一時的にサブバッテリからナビ常時電源に供給されるためナビがリセットされたりすることを防止できます。

基板はELECROW、中国深センの工場に発注作成しました

38*50

数量限定無償領布します。

完成品も用意しました。
画像はIRF4905 TO-220タイプですがプリントパターンはTO-263タイプも使用可能です。
2個使っているのはオフ時FET内部寄生ダイオードによる逆流防止です。ダイオードの逆流防止より電圧降下ロスが一桁以上少ないので音質、最大出力などの影響が少ない。
取付手順:取付説明書を参考に

@先にナビ後部の配線、常時電源、ACC電源を途中カットし、下画像の様に点検可能な長さまで配線を出しておく。
  ナビ側はギボシ接続とし元通りに戻せるようにしておく
A要注意点:このターミナルブロックはネジ留式です。ワンタッチ接続では有りません。単線が良いのですが縒り線配線は最大2sq。先端を捩って7mm半田上げ加工をする。半田無し接続の場合、隣とひげ線でショートしない様注意。しっかりネジを締めて引っ張っても抜けないように確認下さい。後日増し締めすると安心です。ドライバーはマイナスでもプラスでも構いませんが、ぴったり合ったドライバーを使用すること。配線ラベルを貼り付けておく事。
Bサブバッテリープラスから【何時でもナビ】SWとしてダッシュボードSWパネルに配線し、この位置まで配線すること。
 【何時でもナビ】SWは10Aくらいの容量は必要です。エーモン貼付SWは容量不足で動作しません
Cサブバッテリーは必ずしっかりボデーアースを取る事
DナビACC連動機器リアモニターは2A以内厳守。
グローブボックスを外して【何時でもナビ】ダイオード版改良試作基板を装着したところ。左側の小基板はポータブルナビにACCより分岐するコネクタです。
リアモニターなどもこの様に配線します。
連動機器は2A以内です。

2016/04/20〜SLエブリイホームメイドキャンパーに長期装着テスト中
注:サブバッテリSWのLEDランプが薄く点灯する不具合情報
ショットキーバリアダイオードの逆方向電流(漏れ電流)がある為0.05mA程度でも点灯する場合があります。対策は基板サブバッテリ端子とアース間に20KΩ程度の抵抗を入れます。計算上20Kオーム挿入での消費電流は14.5Vで0.7mA程度です。(サブバの暗電流となります)

この記事を見て製作された方、是非ご意見、ご感想をお寄せ下さい。
このページ【何時でもナビ】FETSWダイオード併用型をさらに改良しました。 【何時でもナビ】Ver03

【何時でもナビ】リレー版Ver 01や 高機能型【何時でもナビ】FET版も作りました。

  過去に製作した【何時でもナビ】 シリーズ Ver   概略機能一覧表

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