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 ■ 【何時でもナビ】FET版 Ver01 Ver02
 
この記事の最新版があります。【何時でもナビ】Ver04
 
モニター試作品余剰品販売コーナー新設
  • 車中泊時やエンジン停止時でもナビを何時でも使用できる様追加基板を制作します。本回路は単純な切替使用だけでなく多機能があります。サブバッテリーが必要です。
  • クランキング時の再起動防止にもなります。→ディーゼル車では再起動が発生する場合があります。
  • また走行中はメインバッテリから供給に自動切換機能も有ります。
  • ACC連動機器は2A程度。(ナビ以外のオプション接続は電流容量に注意)
  • カーナビの起動に必要なACC信号をダイオードSWにより瞬断を無くしました。
  • 常時電源側もセル回転時にはサブバッテリーへリレーで切替。
  • 再起動の大多数の原因はACC側がセル回転時切断している為です。

リレーを使用しない、FETでの電子版を作成しました。追加保有機能は (リレー版と同機能以上を持つ)
  • アイドリングストップ車対応。→車種ACC設定に依存。最悪自動オフ機能停止すればOK
  • 【何時でもナビ】自動終了切り忘れ防止。→機能解除は基板のショートチップを抜く。
  • ACC連動Max3A。(D3、D4に依存)  リアカメラモニター、ETC対応
  • 高速動作により瞬断が無い。
  • 省エネ。数mA程度の回路消費、リレー1246版のリレー1個で120mA消費します。FET版では無視できる
  • 半導体化により接触不良無し、高信頼性、長寿命期待。
今回のFETリレー版のデメリットは お知らせ:
  • 切り忘れ防止回路が不要、再起動防止など基本機能に絞った基板を作りました。
  • 【何時でもナビ】Ver03 シンプルローコスト版です。
難易度:★★★★
お奨め度:★★★
2015/02/20 Ver01 新規記事 
3/14 回路変更画像差換えました。
4/15回路変更差換え 9/27基板図差替え 2016/10/17文章訂正。
 【何時でもナビ】 Pch MosFET版  Ver01
【何時でもナビ】FET版 参考

リレー版と同等ですがリレーが無い分省エネで、切替時瞬断が無い。
点検用LEDは無くてもよいものです。

実用的にはこれで充分ですが、MBR3045FCTの逆流防止による0.4V程度の電圧降下ロスがあります。常時電源側FETは逆接すればR5を省略できます。(寄生ダイオード経由ナビのバックアップ電源となる)
 【何時でもナビ】 Pch MosFET版 Ver02   オートパワーオフ機能付
2017/05/20 回路変更 
R3,R11は廃止エミッタをGnd直結。JP1追加自動終了機能オフはJP1外す。
【何時でもナビ】FET版 Ver02

Q2付近は13V電圧検出とサブ電源自動オフ回路。リレー励磁電流13mA
R5はメモリバックアップ。リアカメラ連動などは3A以内。待機時消費電流はナビ仕様による最大5mA以下。
サブ側切替もゲートドライブ回路を追加した。車のACCオンの時はメインバッテリに自動切換え。(入れっ放し可)
SW切り忘れ防止機能。
リセットはSWをオフオン。
ナビ強制オフSW端子付。
注: リセットしなければ続いて起動するとクランキング時に再起動する。
完成基板

負荷が重いと放熱無ではMBR3045FCTの少し発熱する。必要に応じて1.5mmアルミ板など取付して下さい。
基板中央のジャンパーピンを外すと自動終了機能がオフになります。
FETは2SJ334,2SJ607,Z,IRF9204PBF,
4905
のいずれも使用可能です
 *接続可能ナビ:SDナビ、HDDナビ、ポータブルナビ *許容電流:5A程度まで長時間大電流ではFET、ダイオードが発熱します。*
ポータブルナビは常時電源配線不要です。ACC出力にシガソケットを追加して接続して下さい。
 余談ですが
上記基板で使用するPch FETは2SJ334、2SJ607、2SJ607Z、IRF9204PBFのいずれでも使用可能です。オン抵抗は2SJ334>IRF9204PBF>2SJ607の順で小さくなります。フルモールドの2SJ334が使いやすいのですが33mΩとオン抵抗は3種の中では一番大きい。IRF9204PBFは価格は同じですがオン抵抗が16mΩと半分。2SJ607は9mΩとさらに少ない。オン抵抗が少ないほど発熱が少ない
 取付手順: 取付説明書を参考に

@先にナビ後部の配線、常時電源、ACC電源を途中カットし、画像の様に点検可能な長さまでラベルを貼った配線を出しておく。 アース(GND)はナビのボデーから他の線と同様取り出す。 各線のカット部はギボシ接続で元通りに戻せるようにしておく
A要注意点:このターミナルブロックはネジ留式です。ワンタッチ接続では有りません。単線が良いのですが縒り線配線は1.25sq。先端を捩って7mm半田上げ加工をする。半田無し接続の場合、隣とひげ線でショートしない様注意。しっかりネジを締めて引っ張っても抜けないように確認下さい。後日増し締めすると安心です。ドライバーはマイナスでもプラスでも構いませんが、ぴったり合ったドライバーを使用すること。
Bサブバッテリープラスから【何時でもナビ】SWとしてダッシュボードSWパネルに配線し、この位置まで配線すること。
 【何時でもナビ】SWは10Aくらいの容量は必要です。エーモン貼付SWは容量不足で動作しません
Cサブバッテリーは必ずしっかりボデーアースを取る事。(基板アースはナビの金属筐体へ)
 エブリイワゴンDA64Wに搭載例。絶縁処理の為、チャック付きポリ袋に入れる。発熱が少ないので問題はなさそうです。
グローブボックス右脇に入れます。
サブバッテリオンでLED点灯しています。

取り付けはナビ後部の配線、常時、ACCを途中カットしこの基板を挿入する。

この状態で基板の点検交換も可能です。エアコン吹き出し口部のSWは追加したナビの強制オンオフSW。(【何時でもナビ】SWは運転席側に設置しました。)
 
FET版は技術的興味本位で試作しました。リレー版の【何時でもナビ】Ver01で充分目的は達せられるし、瞬断再起動問題もクリアしており、自作も簡単。安価に作れます。

注1:クランキング前後の電圧降下(メインバッテリ消耗)が原因で再起動やリセット再起動が防止できない場合ダイオード版を試して下さい キーオン→クランキング後までに13.2V以上電圧が上がらないことを前提にしています。エンジン起動前に13.2Vになるとナビが起動しない場合も有ります。その場合はVer01の回路に戻してください。

注2:調査中ですがキーレス車(イモビ)などでエンジン停止したとき再起動がかかる場合がある様です。停止時ACCが即断せず徐々に低下する場合に切替タイミングに遅延が発生する為と推測されます。車両の設定をACCが停止するよう設定変更してください。ハイエースD車からレポート頂きました。ダイオード重畳方式ではこの症状にはなりません。

注3:ディスプレイ収納型ナビの場合ACCオフで収納しない不具合があります。

この記事を見て製作された方是非ご意見、ご感想をお寄せ下さい。

2016/05/04 新潟県 S様よりレポートいただきました。
”先日ご教授頂いた、「切忘れ防止機能」ON/OFF切り替えの改良完成しました。動作も正常です。
大変遅くなりましたが、運用レポートPDFをお送り致します。
すでに現用中ですが、大変役に立っております!” 改良配線図はこちら

 モニター試作品余剰品販売コーナー 自作応援プリント基板PWB、完成品領布あります。
  その他はリレー版Ver 01と同じです。そちらも参照してください 自作ポータブルサブバッテリーはこちらに

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